民族時報 第1017号(03.09.21)


【記事1】

    統一マダン京都 平和と統一の声を発信

 朝鮮半島の平和と統一を訴える「第十回統一マダン京都」が七日、京都市中京区の壬生檜公園で開かれ、地域同胞や日本の市民ら約千人が集まった。韓統連京都本部と韓青京都府本部でつくる実行委員会が主催し、京都市国際交流協会が後援した。

 統一マダンは秋晴れのなか、韓青兵庫県本部メンバーによる農楽隊でスタートした。韓統連京都本部の千治鎬事務局長は「朝鮮半島で再び戦争が起きてはならない。核問題を平和的に解決して一日も早い祖国統一をなし遂げるため、マダンを通してわれわれの声を発信しよう」と訴えた。

 ステージでは、韓青大阪府本部、兵庫県本部のメンバーによるサムルノリや、「月桃の花歌舞団」による沖縄エイサーが力強く披露されたほか、ミュージシャンの黒川治基さんが歌「ワンコリア―海を越えて」などのオリジナル曲を発表、ムードを盛り上げた。

 メインは、韓青京都府本部の先輩と現役女性が一緒に取り組んだ民族楽器の伽耶琴(カヤグム)演奏と民族文化「タルチュム」(仮面劇)。とくにタルチュムは、女性メンバー八人が六月末から韓国伝統文化教室を開く朴聖姫さんの指導で練習を重ねてきたもので、赤い仮面をかけて朝鮮半島の平和と統一への熱い思いを表現した。

 また、京都地域の青年学生同胞団体の韓青、朝青、韓学同、留学同でつくる「京都ワンコリア青年学生ネットワーク」の代表らが登場、互いに肩を組みながら民謡「白頭大幹」を力強く歌った。最後に、観客らとともに「われらの願いは統一」を合唱、民族的な一体感をアピールした。

 会場周囲には焼肉やチヂミ、キムチなどの出店が並んだほか、「在日朝鮮人史」を表したパネル展示や駐韓米軍の犯罪実態を示した写真展示のコーナーが設置され、観客らが熱心に見入っていた。


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