民族時報 第1012号(03.07.21)


【記事5】

    江藤議員がまたも妄言

 韓日併合は国連が承認 外国人はどろぼうや人殺し

 自民党の江藤・亀井派の江藤隆美会長は十二日、福井市内で開かれた自民党支部の定期大会で講演し、一九一〇年の韓日併合について「両国が調印して国連が無条件で承認した」などと、日本の侵略・植民地支配を正当化する妄言を吐いたことがわかり、内外から強い反発を招いている。

 江藤会長はまた、朝鮮半島有事の際に難民が船で大量に上陸する事態に備えた治安維持の必要性を訴えるなかで、「(不法滞在の外国人について)どろぼうやら、人殺しやらばかりしているやつらで、いっぱい日本にいる」と発言した。さらに中日の歴史問題についても、「南京大虐殺の犠牲者が三十万人などというのは、でっちあげのうそっぱち」と平然と語った。

 江藤会長のいう「国連」が国際連盟だとして、これが創設されたのは一九二〇年一月で、韓日併合の十年後のことだ。江藤氏の歴史認識がでたらめで、植民地支配の正当化を前提にした虚言であることを、自ら露呈したといえる。

 江藤妄言に関して、韓国外交通商省は翌十三日、「当局者論評」を発表し、「誤った歴史観をもとに時代に逆行する発言を繰り返したことで、しばしば問題を引き起こしていることに対して、深く失望し、嘆かざるをえない」と批判。中国政府も江藤妄言を非難した。


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