民族時報 第1012号(03.07.21)


【記事1】

    韓中首脳会談で「平和的解決」の原則確認

 朝鮮半島の核問題で共同声明を発表

 盧武鉉大統領は七日、中国を訪問して胡錦涛国家主席と北京の人民大会堂で首脳会談を行い、北朝鮮の核問題を平和的に解決するとの原則を確認した。また韓中指導部の交流を拡大させるために胡主席の早期の韓国訪問を要請し、胡主席もこれを受け入れた。国交樹立十年となる韓中関係を「包括的協力パートナーシップ」に発展させることでも合意した。

韓中両国は八日、朝鮮半島の核問題が「対話を通じて平和的な解決ができると確信した」などとする共同声明を発表した。

首脳会談後の共同記者会見で、盧大統領は「当事者間の対話が近く再開されなければならないという点で一致した」と述べ、胡主席は「韓中両国は朝鮮半島の非核化を堅持し、朝鮮の核問題を対話を通して平和的に解決することで認識が一致した」と強調した。胡主席はさらに「北朝鮮の安全保障の憂慮も真摯(しんし)に考えていくべきだ」と言明し、米日政府の北朝鮮への圧力一辺倒の政策をけん制した。

 韓中両国は共同声明を通して「朝鮮半島の平和と安定を維持し、非核化の地位が確保されなければならないという認識で一致した」とし、「韓国側は検証可能で不可逆的な方式で完全に解決されなければならないという点を強調した。中国側は北朝鮮の安全保障上の憂慮が解消されなければならないと主張した」と明らかにした。

 盧大統領は八日、呉邦国全国人民代表大会常務委員長や曽慶紅国家副主席とそれぞれ会談し、「北朝鮮が核問題を平和的に解決する場合、韓国は北に多くの経済的な支援をする確固たる意思を持っている」と表明した。

 盧大統領は十日、訪問先の上海で中国の財界人らと懇談、帰国した。


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