民族時報 第1012号(03.07.21)


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    南北閣僚級会談で核問題の平和的解決を再確認

六項目の共同報道文を発表、次回は10月14日に 民族強調で自主統一の契機に 

 「核問題を適切な対話と方法を通して平和的に解決」

 南北は九日から十二日までソウルで第十一回閣僚級会談を開き、核問題を適切な対話と方法を通して平和的に解決するとし、また中秋(九月十一日)に離散家族再開事業と、民間の八・一五民族共同行事への支援に合意するなど、六項目の共同報道文を発表した。次回は十月十四日から十七日までピョンヤンで開催する。

 会談初日の基調発言で、南側の丁世鉉首席代表(統一部長官)は、核問題の平和的な解決のために朝米と韓中日が参加する拡大多者会談を早く受け入れるよう北側に求めながら、これを受け入れた場合、@北側の安全問題保証A国際社会の対北経済協力促進B南北経済協力の進展、などが可能だとした。

 丁首席代表はまた、朝鮮半島の緊張緩和と軍事的信頼構築のための第二回国防長官会談の開催、離散家族問題の解決、八・一五民族共同行事と大邱ユニバーシアード大会、「ユギョン鄭周永体育館」竣(しゅん)工式への大規模参加を討議する社会文化交流・協力推進委員会の設置問題などを提議した。

 これに対して、北側の金リョンソン首席代表(内閣責任参事)は「現在、朝鮮半島には戦争か平和かの一触即発の緊張した事態がつくられている」とし、「南北が朝鮮半島情勢を戦争局面に導くどのような行為にも加担してはならず、このような行為に民族協調で対処していこう」と呼びかけた。

 続けて、金首席代表は@南北が戦争の危険を防ぎ、民族の安寧と平和を守るための意志を共同で確認するA南北間の非難放送を八月十五日から全面中断するB八・一五共同行事を反戦平和と統一を固持する大祝典として開催するC今年の中秋(九月十一日)を契機に第八回離散家族再会と面会所の着工式開催などを提示した。

 南北は十二日に発表した共同報道文で、@核問題を適切な対話の方法を通して平和的に解決するA中秋を契機に金剛山で第八回離散家族再会を実施するB八月二十六日から二十九日までソウルで第六回経済協力推進委員会を開催するC社会文化協力分科会議を構成する問題を検討するD民間団体が推進する八・一五光復節行事のために積極的に協力するE第十二回閣僚級会談を十月十四日から十七日までピョンヤンで開催する――の六項目を明らかにした。

 社会文化協力分科会議は閣僚級会談のもとに設置しようとするもので、拡大する社会文化分野の交流を体系的に討議するもの。

 閣僚級会談の結果に対して、北朝鮮のメディアは十二日、同会談が民族協調で国の平和を守り自主統一の転換的局面を開くのに重要な契機になったとし、「今回の会談は、全民族が六・一五共同宣言の基本精神を積極的に生かそうとするとき、民族の和解と団結、協力事業も祖国統一もなし遂げられることをあらためて示した」と報じた。


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