民族時報 第1011号(03.07.11)


【記事3】

    国内で停戦協定50周年で平和大会組織委結成

 七月二十七日を「平和の日」に

 七月は、朝鮮半島全域にせい惨な被害をもたらした朝鮮戦争が停戦して五十年になる月だ。朝鮮半島で再び戦争を起こないため、七月を「平和の月」に、停戦協定が結ばれた七月二十七日を「平和の日」に定めて、全国民的な平和運動を展開する組織が結成された。

 全国連合と民主労総、全農、民弁、民家協、韓総連、国内韓青、民衆連帯、統一連帯など民主、人権、統一運動を行う団体は四日、ソウル市内で代表者会議を開き、「停戦五十年・朝鮮半島平和大会組織委員会」(組織委)を結成した。

 組織委が発表した結成趣旨文は、「朝鮮半島の戦争は民族を全滅させ、日本と中国、ロシアなど周辺国の介入を招き、第三次世界大戦という人類の大惨事につながる」と強調。「いまや朝鮮半島から戦争の脅威を取り除き、恒久的な平和を定着させることが、この時代を生きる民族構成員のもっとも切実な課題」だと明らかにした。

 そして趣旨文は「停戦協定が結ばれた七月を平和の月」に、「停戦協定締結日の七月二十七日を平和の日と宣布」し、「現在の停戦体制を終わらせ、朝鮮半島の恒久的な平和体制樹立のために全国民的な運動」を発議した。

  朝鮮戦争53周年でソウル光化門でキャンドルデモ

 一方、朝鮮戦争ぼっ発五十三周年の六月二十五日、米国装甲車による女子中学生殺人事件に抗議する第二百十二回光化門キャンドルデモが「朝鮮戦争五十三周年を迎えて朝鮮半島の平和実現を求めるキャンドル祈願の夕べ」として行われ、夏休みに入った大学生や期末試験を終えた高校生らが多数参加した。参加者らは、行事を通して「平和と民族協調」を強調した。

 統一連帯常任代表の韓相烈牧師はあいさつで「われわれは『わが祖国』を描くとき、朝鮮半島の南側だけを描くのではなく、朝鮮半島全体を描く。それはわれわれが一つであることを示している。北側が侵略されればわれわれも被害を受けるのであり、滅亡するからである。民族協調とキャンドルの力で戦争を防ごう」と力強く訴えた。

 朝鮮戦争を直接経験した非転向長期囚の安ハクソップ氏は「同盟国間の協調ではなく民族協調が優先されなければならず、民族協調でわが民族同士の自主的平和統一をしよう」と語った。

 参加者らは光化門近くに建立された「キャンドル記念塔」をまわりながら、周囲に張ったひもに「平和祈願」の短冊を結びつけて、ヒョスン、ミソンさんの霊を慰めるとともに、平和を願った。

 汎国民対策委は、二十七日の停戦協定日に大規模なキャンドルデモを行う計画だ。


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