<主張> 「二年計画」を全力で

<主張> 「二年計画」を全力で

 韓統連は第十一回代議員大会で、次期代議員大会(〇九年三月)までの二年間、在日同胞社会の和合と日本政府の朝鮮半島政策の是正を求めて集中的な運動を展開して、在日同胞の愛国力量を結集し、日本の良心勢力の支持を広げ、六・一五共同宣言を実践して祖国の自主的平和統一を促進していく「二年計画」を採択した。

 「二年計画」は、次期代議員大会までの二年間、在日同胞に対する対人活動と宣伝活動を集中的に展開して、六・一五共同宣言の旗のもとに在日同胞社会の和合を実現することを目的とするものだ。

 それは、日ごとに反動化している日本政府の朝鮮半島政策と、在日同胞への政治弾圧によって、民族の尊厳と生活、人権と生命さえ危機にさらされている在日同胞の現状を一刻も早く打破するという、切迫した課題を解決するためのものだ。朝鮮半島非核化のための六者協議が大きく進展し、朝鮮半島の平和体制の構築が具体化しつつある。これによって、北東アジア地域での緊張緩和が、いよいよその第一歩を踏み出そうとするいまになっても、日本政府だけが対北強硬路線に固執し、在日同胞への政治弾圧を強化している。このような日本政府の朝鮮半島政策と在日同胞政策を是正させるためには、何よりも在日同胞自身が六・一五共同宣言と五・一七共同声明の根本精神である「わが民族同士」の理念で和合し、力を合わせなければならない。

 また「二年計画」は、昨年の民団混乱事態以来、不信が増幅し、反目さえ生まれている在日同胞社会において、対人活動と宣伝活動を集中的に展開する大衆運動を通じて、相互理解を深めながら和合を促進していく実践活動である。朝鮮半島での緊張が高まるたびに、在日同胞は所属組織や、思想・信条にかかわりなく、身をすくめ、嵐が過ぎ去るのを待つほかなかった。反動化を強める日本政府はいま、朝鮮総連に対して政治弾圧を集中している。これは在日同胞を、平和憲法の改悪を頂点とする「戦争ができる国」づくりのスケープゴートにしていることにほかならない。したがって在日同胞は、組織や所属、考え方の違いを互いに認め、尊重して和合しながら、在日同胞の人権と命を守るその一点において、力を合わせなければならない。われわれは、ひとりでも多くの在日同胞と対話を重ね、相互理解を深めることで、在日同胞の和合を実現していくだろう。

 さらに「二年計画」は、国内同胞にも在日同胞の実情を正しく伝え、国内同胞が日本政府の誤った在日同胞政策を是正させる運動へ合流するように促し、内外の自主・民主・統一運動勢力の団結で、反統一勢力の策動を排撃する全民族的な運動でもある。

 われわれは「二年計画」に全力で取り組み、在日同胞の和合をなし遂げ、祖国の自主的平和統一を促進する。新たな覚悟で「二年計画」を完遂しよう。

 

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