産経新聞社に対する韓統連の抗議文

産経新聞社に対する韓統連の抗議文

 産経新聞社貴中

 「産経新聞」(〇六・五・三十日付)

 正論「親北左派に乗っ取られた民団中央」(筆者・西岡力東京基督教大学教授)―「韓統連は(中略)一九七三年八月から八〇年二月まで総連から毎月約一千万円を活動費として支援を受けてきた」(月刊朝鮮二〇〇三年十二月号に引用されている在日韓国大使館が八〇年に作成の報告書)

 「正論」で西岡氏はこの重大な事柄をあたかも既成事実のように記述しているが、西岡氏が引用した「月刊朝鮮」(二〇〇三年十二月号)には「韓統連が総連から支援を受けた」について、それを証明する具体的な事実やその根拠が示されていない。また西岡氏は在日韓国大使館が作成した八〇年の報告書の内容そのものを「正論」に紹介していない。いずれにしても、八〇年といえば全斗煥軍事政権の時代で民主化運動弾圧のためにでっち上げ事件が相次いだ時期であり、そのころに作成された政府資料や大使館資料は厳密な検証が必要である。

 わが組織の存亡にかかわるような重大な事柄を西岡氏はまったく信用できない資料を根拠にして、新聞記事として日本社会に流布しているのである。西岡氏の態度は無責任極まるものと言わざるをえない。

 韓統連は結成以来、総連から支援を受けたことは一度もない。西岡氏の主張はまったく事実に反しており、韓統連の名誉は著しく傷つけられている。またこのような事実無根の記事を掲載した貴社の責任も免れるものでない。

 貴社に対して、われわれは満こうの怒りで厳重に抗議し、貴社が早急に謝罪と相応の措置を取ることを要求する。

 二〇〇六年七月七日

 在日韓国民主統一連合中央本部


 

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