民主主義を守り腐敗政治を清算しよう

−第十七代国会議員選挙に対する韓統連の見解−

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  第十七代国会議員選挙は、上半期最大の政治懸案である。

 ブッシュ、小泉政権の北朝鮮敵視政策によって高められた朝鮮半島の戦争危機は、わが民族の団結した力で祖国の平和を死守することを要求している。したがって、総選挙で外部勢力に追従するハンナラ党など国内の親米守旧勢力を清算して、民主と改革を前進させることは、緊要かつ重大な課題である。

 盧武鉉大統領に対する親米守旧勢力の弾劾訴追可決は、民主主義破壊の「議会クーデター」だった。この暴挙は第十七代総選挙の歴史的な意義をより一層高めた。

 今回の「議会クーデター」の背後には、明白に米国が存在していた。

 一昨年の大統領選挙で韓国民は、古い政治の打破、対等な対米関係、六・一五共同宣言の履行を掲げる盧武鉉政権を出帆させた。盧政権下の一年半、巨大野党ハンナラ党のさまざまな妨害、米国の直接的な圧力のためにう余曲折をへながらも、改革と南北の和解・協力を着実に進展させた。これらの成果は朝鮮半島の平和をも守ってきたのである。

 だが米国にとってのこの一年半は、分断体制と国家保安法体制を根幹とする米国の韓国支配を大きく揺さぶるものだった。それに加えて、大統領選挙資金などハンナラ党の不正な政治資金疑惑追及の動きは、ハンナラ党だけでなく、国内親米守旧勢力を使って韓国政治をコントロールしてきた米国の危機意識をいっそう深化させた。

 そこで実行されたのが、今回の「議会クーデター」だったのである。まず、改革と南北協力・交流を要求する国民の進出を抑制しようとしない盧大統領を排除して、その勢いで総選挙に勝利し、ひいては「内閣制改憲」で分断保守勢力支配の永遠化を目論んだ。それの第一の標的は、六・一五共同宣言である。六・一五宣言を廃棄して南北対決時代を再現しようと夢想したのだ。すでに昨年十月、盧大統領が「再信任投票」発言をした直後、ハバード駐韓米大使は、当時の民主党代表に大統領弾劾を示唆していたことが明らかになっている。

 しかし、親米守旧勢力と米国の陰謀は、国民の「弾劾無効・民主守護・腐敗政治清算」のキャンドルで焼き尽くされ始めている。この闘いは盧政権への「支持・反対」次元のものではない。韓国民の主権と民主主義を守るための偉大な民衆抗争である。

 われわれは総選挙を通じて、「議会クーデター」勢力と背後勢力の米国に峻厳な審判を下して、民主主義の定着と発展、自主統一へと向かう六・一五共同宣言時代を強固にする歴史的使命を果たさなければならない。それは、朝鮮半島の戦争を阻止して平和体制を構築し、ひいては自主的民主政府の樹立の基礎を固めることになる。

 具体的には第一に、民主化と六・一五共同宣言履行の意志をもった盧武鉉政権の手足を縛っている国会構図を改編しなければならない。金大中前政権がそうであったように、盧武鉉現政権下においても、親米守旧勢力が多数を占める国会が六・一五共同宣言の履行や国家保安法などの悪法の廃止による制度的な民主化の促進、また自主的な対米関係の樹立にとって障害となってきたからだ。

 第二に、民主化と統一を阻害し、腐敗しきった旧時代の遺物であるハンナラ党を解体に追い込まなければならない。また、冷戦思考にしがみつき、腐敗の限りをつくす古い政治家も追い出すべきである。そうしてイラク派兵を撤回させて早期撤退を議決し、侵略への加担を終わらせなければならない。

 第三に、八七年の六月民衆抗争以来の課題である進歩勢力の院内進出を実現しなければならない。一人二票制の導入と支持率の高まりから、民主労働党の院内進出に内外の注目が集まっている。進歩勢力の院内進出は民主化の進展にとって大きな前進となり、自主的民主政府樹立のための院内橋頭堡の確保につながる。

 第四に、米国の韓国支配を終わらせる基盤を強固にしなければならない。韓国国会を、米国が最も敵対し廃棄しようとしている六・一五共同宣言を最先頭で支持し履行する機構へと改編させなければならない。

二〇〇四年三月二十七日

在日韓国民主統一連合