韓統連代表団 無条件の帰国実現

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(統一ニュース・中央宣伝局整理 9/19)

海外民主人士33人、歴史的な帰国を実現

郭東儀議長は体調不良で帰国を断念

日本とドイツで活動する海外民主人士33人の歴史的な故国訪問が実現した。

 19日午前11時5分、欧州のキム・ソンス氏とシン・オッチャ氏、ハン・ゲイル氏、キム・パンジ氏ら4人が、仁川国際空港に到着した。続いて、午後0時ごろ、日本から梁東a・韓統連副議長をはじめ29人が入国した。

 しかし、郭東儀・韓統連議長は体調不良により、代表団の一員として参加できず、40数年ぶりの故国訪問は実現しなかった。

 同日、仁川国際空港の入国ロビーには「海外民主人士の名誉回復と帰国保障のための汎国民推進委員会」(汎推委)所属の団体会員らと、海外民主人士の家族と親戚ら約150人が歓迎した。また、国内のマスコミ関係者が多数押しかけ、空港ロビーは熱気に包まれた。

 海外民主人士と歓迎団は、午後1時から空港内の「出会いの広場」で記者会見を開き、感激の所感を明らかにした。

 37年ぶりに故郷の地を踏んだキム・ソンス氏は、「とても久しぶりに故国を訪問し、まだ実感がわかない」と帰国の所感を明らかにした。

 郭秀鎬・韓統連副議長が代読した郭東儀議長の到着声明では、「韓統連の結成後初めて夢にまで見た故国の地を踏むことができ、どのように表現すればよいのかわからないほどに感慨無量」だと述べ、今回の訪問が「海外同胞と国内同胞間の民族的紐帯(ちゅうたい)を強め、ひいては全民族の和解と団結に寄与できるならば、これ以上の喜びはない」と明らかにした。

 また「統一の里程標である6・15南北共同宣言を誠実に実現して行くことであり、そうすれば必ずその日がやってくると確信する」と付け加えた。

 記者会見では故国を訪問した33人の略歴を紹介し、各自の所感を明らかにした。

 ホン・グンス牧師は歓迎辞で「今日、海外民主人士たちの故国訪問は歴史的であり、喜ばしいこと」として、「この場にいる人たちは、歴史を作る人たちであり、訪問期間中、訪問目的を成就することを望む」と述べた。

 一方、イム・ジョンイン執行委員長は、ソン・ドゥユル氏他2人の故国訪問が成就できなかったことに遺憾の意を表明した。

 約40分間の記者会見後、海外民主人士と推進委員会の関係者らは、バスを利用して歓迎式が開かれるキリスト教会館に移動中だ。また、彼らは午後4時からキリスト教会館2階講堂で歓迎式を開き、午後7時には世宗文化会館で歓迎宴会が行われる予定だ。

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(オーマイニュース・中央宣伝局補足整理 9/19)

「夢にもなつかしい故国の地を30年ぶりに踏んで…」

韓統連、汎推委会員ら「祖国統一」のスローガン、感激の涙を流す

19日の仁川空港では、汎推委と汎民連、全泰壱記念事業会所属会員ら約100人が、海外から帰国する彼らを歓迎した。

 海外人士33人は11時50分ごろ仁川空港に到着し、午後12時30分に出国ロビーに出てきた。海外人士らが出国ロビーに姿を見せると、汎推委の会員らは「祖国統一」のスローガンを叫びながら彼らを歓迎した。海外人士らも歓迎にきた人々のスローガンに合わせて一緒に「祖国統一」を叫び、花束を贈呈する簡単な歓迎式が続き、互いに抱擁して涙を見せた。

出迎えの人びとの中には、故全泰壱烈士のオモニの李小仙女史と妹の全スノク氏の姿も見えた。彼らと韓統連には、かつて国内で出版が難しかったチョ・ヨンネ弁護士が書いた『全泰壱評伝』を韓統連が日本で翻訳出版した縁がある。李小仙女史らと韓統連の会員らは、互いに手を取り感激の涙を流した。

またこの間、日本で出会うことができた国内の民主人士と祖国の地で再会できた感激を抑えることができず、あちらこちらで涙の再開になった。

 

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(統一ニュース・中央宣伝局整理 9/19)

海外民主人士 故国訪問 歓迎式が盛大に開かれる

明日、韓統連幹部が金大中前大統領と面談予定

19日午後4時、キリスト教会館講堂で「海外民主人士の名誉回復と帰国保障のための汎国民推進委員会」(汎推委)主催で、「海外民主人士故国訪問歓迎式」が、33人の故国訪問団と約150人の家族・親戚、国内の統一・民主運動団体会員らが参加して、盛大に開かれた。

 司会のイム・ジョンイン推進委員会執行委員長は、「今日、無条件で帰国を果たせたことは、民主化の成熟であり、ここに集まったすべての人たちの努力の結果と、この問題に対する国民の関心の結果だと考える」と行事の意味を明らかにした。

 オ・ジョンヨル(全国連合常任議長)は、「夢にまでみた故国の地を、今、自由に訪問してこられた海外民主人士兄弟のみなさんを歓迎します」とあいさつした後、この間、帰国を推進した国内民主人士らに感謝の意を伝えた。続いて、すべての海外民主人士の帰国実現のためには、米国の観点ではなく、民族の観点が望ましいと指摘し、「今後、民族共助と6・15共同宣言の実現のために、7千万民族が一つになる道に進もう」と強調した。

 この間の経過報告を通してイム執行委員長は、「多くの海外民主人士らが、7、80年代の独裁支配によって、学業などを放棄し闘争してきた」と述べ、「87年6月抗争以降、民主化がある程度実現し、民主人士らが国会議員なり、大統領にもなり、民主化運動補償法も作ったのに、海外で献身的に運動をすすめてきた人たちを迎えることはできなかった」と指摘した。

 続いて、「韓統連対策委員会が2000年11月に結成され、さまざまな言論媒体を通じて広報し・努力した結果、国民から多くの関心が寄せられたが、金大中大統領の執権時代に帰国を実現できなかった」とし、「盧武鉉大統領の執権以降、この問題を再び提起し、去る5月に結成準備会をへて8月7日、全国連合・民弁・参与連帯・天主教人権委員会・民家協など14団体が参加して、海外民主人士名誉回復と帰国保障のための汎国民推進委員会を構成するに至った」と明らかにした。

 また「3ヶ月の帰国準備過程を通じて、選定した62名の民主人士らが、中秋を前後して、どんなことがあっても帰国を実現させるという気持ちで推進した結果、今日、このように実現できた」と帰国実現の成果を明らかにした。

 しかし、彼は「100%成功したとは思わない」とし、政府がドイツのソン教授に逮捕令状を発布したことを指摘し、「政府がある程度譲歩した点もあるが、ソン教授の帰国が実現しない理由は、捜査機関の守旧勢力のためだ」と述べながら、「政府に無条件の入国許可を要求する」と明らかにした。

 続いて、33人の訪問団が一人一人演壇前に立って、民家協のオモニから歓迎の花束を受けた。イム執行委員長は、訪問団の一人一人を紹介し、ドイツから参加したキム・ソンス氏と、日本から来た康宗憲氏が演壇に立ち帰国所感を述べた。

 訪問団の一員として参加した康宗憲氏は、ソウル大学医学部3学年に在学中の75年、留学生スパイ団事件で連行され、13年間の獄中生活をおくり、88年に日本に戻った。

 民家協のオモニが準備した花束を両手に持ち、演壇に立った彼は「故国を訪問することができるという希望で、何日も眠れなかった」と、帰国の所感を明らかにした。

 また演壇では73年、日本で韓統連の前身である韓民統を結成して活動を続けてきたが、最後まで故国の地を踏めなかった「東湖前韓統連議長、金載華元韓統連議長の遺影が飾られ、参席した国内人士たちに悲しい消息が伝えられた。

 花束の贈呈が終わり、訪問団を歓迎する国内人士からの歓迎辞が行なわれた。

 最後に、梁東a副議長は、健康上の理由で急きょ故国訪問ができなかった、郭東儀議長に代わって答辞を朗読した。

 梁副議長は声明書を朗読する前に、「推進委員会の関係者をはじめとするみなさんの努力で、このように故国訪問が実現できたことに感無量だ」と所感を述べた後、声明書を朗読した。

 梁副議長は「韓統連結成以降、初めて故国の地を踏むことができたことは、皆さんの努力と激励のおかげ」と感謝の意を伝え、「6・15南北共同宣言を忠実に実践することが、祖国の自主・民主・統一と韓半島の平和実現のための道であり、分断時代を生きてきた私たちの使命であると考え、今後、より一層努力していこう」と述べた。

 この場には、ムン・イッカン牧師の夫人であるパク・ヨンギル長老、申昌均先生、イ・ジョンリン汎民連南側本部前議長など、長きにわたり、民主化と統一のための活動をしてこられた元老も参加し、故国訪問団を歓迎した。

 訪問団は、20日に光州に移動して、望月洞5・18国立墓地の参拝を行い、21日には釜山を訪問、22日に故国を離れる予定であり、一部人士は故郷を訪問する予定もある。

 特に20日午前10時に、韓統連関係者と金大中前大統領との面談が、金前大統領の自宅で行なわれる予定で、この場には梁東a・郭秀鎬両副議長、孫亨根事務総長、金政夫企画室長らが推進委員会メンバーとともに参加する予定で、関心を集めている。

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(統一ニュース・中央宣伝局整理 9/20)

韓統連代表、金大中前大統領と歴史的な再会

初代議長が30年ぶりに直接面談

 「来ることができなかったのに、このしておいでになられたことを歓迎します」「韓国民は私を含め心から感謝します」

「過去史もあるが、6・15共同宣言が土台となって私たちここにくることができたことを評価します」「本国の政治に、大きな役割をなさるよう期待します」

 30年の歳月を越えて、歴史的な出会いが行なわれた。

 19日、初めて故国を訪問した「在日韓国民主統一連合」(韓統連)代表が、金大中前大統領の私邸を訪問し、歴史的出会いが実現した。

 金前大統領は、韓統連の前身である「韓民統」の初代議長を担い、そのために反国家団体の首魁(かい)として死刑宣告を受けて苦難の人生を歩み、韓統連幹部は今日まで故国の地を踏むことができなかった。

 20日午前10時、金前大統領は先に待機していた韓統連・梁東a副議長をはじめ、郭秀鎬副議長、孫亨根事務総長・金政夫企画室長と会った。

 梁東a副議長は、金前大統領の健康を気遣い、金前大統領は「少し良くなった」と答え、故国訪問を前に体調不良で同行できなかった郭東儀議長に「よろしく伝えてほしい」と付け加えた。

金前大統領は、民主化闘争期を回顧し、最近の南北関係と朝米関係について幅広く言及、韓統連の活動に対して評価しながら「今後も民主と統一のために努力してくれること」を要請した。

金前大統領は「半世紀の間、軍事独裁時代に数多くの人々が亡くなったり、監獄に入り潰されたりしたが、最後には、そのとんでもない軍事政権の力を打破した」と述べ、「民主化戦取過程で、海外にいる韓国人らが、故国と向き合って闘争してきた」と回顧した。

特に「日本で、みなさんの多くの人々が参与して、海外で最も強力な闘争を展開した」としながら、「韓民統の苦労に感謝し、うれしく思う」と述べ、「個人的に拉致事件と投獄、死刑宣告の際、みなさんが誠心誠意努力したことをよく知っているし、心から感謝する」とあいさつした。

金前大統領は、南北首脳会談以降、南北交流が画期的に進展した事例などを示した後、「わが国民が歴史的課題と考える民主化と、民族的課題と考える南北和解・協力が一つ、一つ、進展している」と述べ、「わが民族はそのことをしようとすれば、できる民族であり、その能力もある」と強調した。

 郭秀鎬副議長は、出発当日、体調不良で来られなかった郭東儀議長から伝えてほしいと頼まれたとして、「6・15共同宣言発表は、先生がこの間主張してきたことを実践したことで、祖国を救う基本精神として高く評価し、海外統一運動の支柱として履行していく」と伝えた。

 梁東a副議長も、良心囚であった崔哲教氏、康宗憲氏にも感謝の意を伝えたかったが、同行できなかったことを伝え、代わりにあいさつをした。

 郭秀鎬副議長は、面談を終え「初代議長と30年ぶりに直接会い、話ができたことはとてもうれしい」「健康に見えたし、郭東儀議長の健康も心配してくれ、暖かい言葉を述べてくれた」とし、「法的にどうという問題ではなく、金前大統領とあったことは、今後、私たちの合法化の問題が解決する契機となるのではないか」と所感を明らかにした。

 チェ・ビョンモ民弁会長、イム・ジョンイン執行委員長も同席し、「初代議長である金前大統領と会い、会談したことは、一層の名誉回復と業績評価を確固とした意味があり、韓統連の反国家団体規定が明らかに間違いであることを、確定させる意味がある」と評価した。

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 (オーマイニュース・中央宣伝局整理 9/22)

民主化運動をすればするほど祖国への道は遠くなった」

海外民主人士33人が光州の望月洞墓地を参拝

降り続く小ぬか雨がその思いを代弁しているかのようだった。

祖国は30年ぶりに「故国訪問団」を承諾した。しかし彼らは、故郷訪問よりも、先祖の墓参よりもまず、五月の英霊のめい福を祈った。肉身は他国の共同墓地に埋葬したまま、遺影をもち、眼光だけで参拝する者もいた。

政府の「海外民主人士帰国」措置で帰国した海外民主人士33人が20日午後、光州の望月洞墓地を訪ねた。特に在日韓国民主統一連合(郭東儀議長、韓統連)所属の会員らは、故人となった韓民統(韓国民主回復統一促進国民会議、韓民統=韓統連の前身)2代、3代議長の金載華、「東湖氏の遺影に追慕の黙とうをささげて目頭を赤くした。

 慎忠義・韓統連東京顧問は2人の歴代議長の遺影が旧墓地の祭壇に置かれると、涙を止めることができなかった。慎顧問は「5・18抗争に4・19革命の姿を見た」とし、「今日感じた思いを、そのまま胸に刻んで、日本へ戻っても祖国のためにより熱心に活動する」と決意を明らかにした。

27年ぶりに祖国の地を踏んだ許景民氏(韓統連大阪副代表)は、「異国で祖国の民主化と統一運動をすればするほど、私の祖国はもっと遠くなっていった」とこみ上がる激情で涙をこぼした。

許氏はしきりに涙をぬぐいながら「もっと早く来なければならないのに、もっと早く来て追慕しなければならないのに…」とくやしさを吐露しながら、「長い時間がかかったが、それでもこんな機会があって幸い」と気を取り直した。

 金知栄・女性会会長は「人道的な問題で韓国と日本を往来するにも、駐日韓国領事館から『国内の反体制人士と会って危険な活動をする恐れがあるので旅券更新を拒否する』との通報を受けた」と明らかにした。

 彼女は「光州虐殺が起った時、日本でどれほど泣いたのか分からない」とし、「五月の烈士らは自分の命までを祖国にささげた。私もたとえ日本にいても、祖国のために一層熱心に働かなければならないとの決心がわいてきた」と参拝の所感を述べた。

 日本の愛知県から来た趙基峰氏(韓統連東海副代表)は、30年ぶりに姉のチョ・グムジャ氏とおいのホ・スンヨン氏に会った。全羅南道順天市住岩が故郷の姉弟は、つないだ手を放さず「子どもたちは元気か」「病気はしていないか」と近況をたずねあいながら望月洞墓地を一緒に参拝した。趙氏は「時代がよくなった。時代が本当に…」と涙で言葉を続けられなかった。

 75年の在日韓国人留学生スパイ団事件で13年間の獄中生活を送ったことがある康宗憲(韓統連祖国統一委員長)氏も、88年の仮釈放後、90年の第1回汎民族大会実務会談のために訪韓して以来、13年ぶりに祖国に来ることができた。康氏は「祖国が社会改革的な側面において、また意識的な面において発展しているのがうれしい」と述べ、「臨時旅券だが入国を承諾してくれたことも進展」とほほ笑んだ。

康氏は日本で「韓国問題研究所」を運営して隔月刊で情勢資料集を発刊している。会員に配布されているこの資料集に、韓国の国会図書館から購読申し込みがあったと紹介し、「本当にアイロニカルだね」と笑った。

慎貴晟氏は「20代に始めた韓青の民主化運動の未来像がほとんど実現しているようでうれしい」と述べながらも「祖国訪問は特別な権利ではなく、当然の権利になればと思う」との希望を明らかにした。

 今回入国した海外民主人士33人の公式日程は9月22日で終わる。大部分の人士は22日に出国する予定で、一部人士は故郷訪問と墓参りをする計画だ。

 6か月の期限でただ一度だけ祖国を往来できる臨時旅券で入国した彼らは、祖国の旅券をこれで使い切ることになる。しかし彼らは、遠くない将来、再度祖国を訪問するつもりだ。しかし、彼らがいつまた入国できるのか、それはいま、だれにも分からない。

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(統一ニュース・中央宣伝局整理 9/22)

「わが民族を愛すること、それが一番美しい人生」

 海外民主人士ら釜山を訪問、民主公園などを参観

19日に故国を訪問したドイツと日本に居住する海外民主人士33人は、21日午後1時に釜山を訪問した。

 同日の釜山訪問行事は(社)釜山民主抗争記念事業会が主催して、民主公園の民主化運動写真展示室を参観し、歌劇集団「イルト」の公演観覧を終えた後、釜山大学のサンナム国際センターで歓迎の晩餐(さん)会を開いた。

 サンナム国際センター入口にバスが到着して、海外民主人士らが晩餐会場に立ち入る瞬間、出迎えに来ていた釜山の市民・社会団体の代表らは熱い拍手で歓迎した。

 海外民主人士の釜山訪問の歓迎晩餐は午後7時に始まった。

 司会のイム・ジョンイン推進委執行委員長は冒頭、「さまざまな困難を乗り越えて故国を訪問した海外民主人士らをソウル、光州だけではなく、釜山でも熱く歓迎してくれて感謝します」と述べ、「今回は33人しか帰国できなかったが、今後もっと多くの人びとが故国を訪問するよう努力しよう」と明らかにした。

 行事の最初に海外民主人士33人をひとりひとり紹介する時間を持った。紹介されるたびに参加した市民・社会団体代表と会員たちから熱い歓迎の拍手が送られた。

 韓統連を代表して梁東a・韓統連副議長はあいさつを通じて「鳥も両方の翼があってこそ力強く飛ぶことができるように、南と北が一つになる統一を一日も早く実現しよう」と、これまで以上の活動を展開することを訴えた。続いて、故国を訪問できなかった郭東儀議長が直接作成した釜山市民に伝えるあいさつ文を代読した(あいさつ文は基本文献を参照)。

海外民主人士代表のあいさつが続いたあと、釜山地域の代表的な歌劇団「フィマンセ(希望の鳥)」が「ウリヌン ハナ」などの歌で歓迎公演を行い、晩餐会の雰囲気を一層盛り上げた。

晩餐が進行するにつれて、あちこちで笑いと対話の花が咲き、和気あいあいとした雰囲気になった。

会場で会った在日韓国青年同盟(韓青)大阪本部の高銖春委員長は、「在日韓国人二世として初めて祖国を訪問できて、とてもうれしい。北朝鮮には4回訪問しながらも、父の故郷のある南は今回初めてだ。国内の青年が思う祖国と、在日韓国人青年にとっての祖国は少し異なる。在日同胞青年の韓国への思いはより哀切だ」と故国訪問の心情を述べた。「韓青は主に韓国語、韓国の歴史など民族愛を育てる教育事業を主要な活動にしている」と紹介した。

 2時間余の晩餐行事は(社)釜山民主抗争記念事業会理事長のソン・ギイン神父の乾杯提議と、参加者が「ウリエ ソウォン(私たちの願いは統一)」を、手を取り合って歌って締めくくられた。

 この日の行事には、汎民連南側本部釜山・慶南連合のソ・サングォン議長、政治改革推進委員長のチョ・ソンレ、釜山実践連帯共同代表のリ・インス、ウォン・ヒョンウン、釜山連合共同議長のイ・ジョンイ、民主労働党釜山支部長のキム・ソクジュン氏らをはじめ、釜山の市民・社会団体代表と会員ら、チェ・サンウォン、ハ・テヨン、パク・スンジャ氏ら地域の長期囚ら約100人余が参加した。

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(民衆の声・中央宣伝局整理 9/22)

「門は開かれたのだから、後は往き来すること」

海外民主人士、故国訪問の公式行事を終える

短くは10余年、長くは40余年もの間、故国の訪問の夢を見てきた海外民主人士33人が22日、歓送式を最後に3泊4日の公式的な故国訪問行事を終えた。19日に入国して、20日に光州の5・18墓地、21日に釜山の民主公園を参観して、今日ソウルへ戻ってきた人々は、初日の緊張した様子とは異なり、余裕のある姿で歓送式に参加した。

 午後2時30分ごろ、ソウルの明洞にあるヒャンリン教会で開かれた歓送式で推進委のチェ・ビョンモ(民弁会長)共同代表は、「会うやいなや別れなければならないのは切なくて胸が震える」と述べ、「しかし、一度入って来たのだから、次においでになる時は、もっと充実した日々が送れるようにする」と約束した。

海外民主人士の金ソンス・韓独文化院会長は、「この3日間は30年を圧縮した感慨無量の経験だった」と声をつまらせ、感極まる姿を見せた。この時、会場は瞬間的に粛然とした雰囲気になった。金会長は続けて「懐かしい祖国の地に無条件で入って来られたのは、永遠に記憶される事件として、人生最大の記念」と語って推進委に感謝の意を伝えた。

 続いて李政秀・在日韓国青年同盟(韓青)委員長は、国内の青年学生らとの出会いを思い出しながら、「本国の青年学生らは私たちの模範だった」とし、「私たちが日本で祖国と民族のために活動する気持ちと、国内の青年学生の気持ちはまったく同じことを確認した」と述べた。それとともに「帰って祖国のすばらしさを伝える」と言った。

 金知栄・在日韓国民主女性会会長は「ひょっとしたら、このまま祖国の地を踏めずに死ぬかも知れないと考えもしたが、今回は7年前に亡くなった夫の遺影を持って来ることができた」と推進委に感謝を伝えた。また彼女は「故国の草1本、木のひと株、空気すべてがやさしかった」とし、「これから完全な名誉回復のためにより熱心に活動する」と述べた。

 最後に郭秀鎬・韓統連副議長は「民主人士」と呼称してくれたことに感謝を伝えながらも「私たちが海外民主人士という栄えある名称で呼ぶに値するか常に自省している」と述べた。そして郭副議長は、今回の故国訪問の感慨無量さを、郭東儀議長をはじめ多くの方々に伝えると述べながら、「これからはソウルとピョンヤンで、7千万全同胞が出会い、抱き合えるように自主・民主・統一運動をより熱心に展開する」と誓った。

 続いて推進委のイム・ジョンイン執行委員長はE・H・カーの「歴史とは過去と現在の絶え間のない対話だ」との言葉を引用して「過去の民主化の歴史は博物館にだけあるのではなく、私たちがいっしょに努力して作って行くもの」と述べた。

 歓送式を終えた参加者らは、国内民主人士らと握手で別れを惜しみ、互いに拍手を送った。郭秀鎬副議長はチェ・ビョンモ推進委共同代表に、郭東儀議長から盧武鉉大統領への贈り物を託した。

歓送式を終えた参加者らはあわただしく仁川空港に移動した。仁川空港に向かうバスのなかでオ・ジョンニョル全国連合常任議長は、「門は開かれたが、開いたなら往来して敷居を低くしなければならない」と述べながら、「もう門は開かれたのだから、自由往来を通じて、働く者らが正しく遇される誇らしい祖国を作って行こう」と訴えた。

 

  彼らは18時20分発の成田空港行、19時5分発の関西空港行で出国した。

一方、金ソンス会長をはじめ在欧人士4人と金知栄会長ら6人の在日人士は、故郷訪問などの日程をこなしてから出国する。

 今回の33人の海外民主人士の故国訪問は、韓国社会の民主化の力量を一層高めたとの評価を受けている。

 

 

 

 

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故国を去る前に水害被害民への寄付金を伝達

今回、故国を訪問した33人の海外民主人士らは、故国を去る前、台風メミーの影響で被害をこうむった故国の水害被害者のために、550万ウォンの助け合い募金をKBSのチョン・ヨンジュ社長に直接伝逹して、暖かな祖国愛を見せてくれた。

 郭秀鎬・韓統連副議長は「今回の台風被害を見ながら、そのまま招待だけを受けてはならないと思い、真心を集めた」と募金を伝逹した。チョン社長は「みなさんの高貴な意思をよく生かして、水害被害者のためになるように使います」と感謝を伝えた。