声明:日本自民党・麻生政調会長の妄言を糾弾する

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声明:日本自民党・麻生政調会長の妄言を糾弾する

 麻生太郎自民党政調会長は5月31日に東京大学で行った講演で、植民地時代に日帝が我が民族に強要した「創氏改名」は、朝鮮人が自ら望んだために行われたものだという妄言を行った。麻生政調会長の発言は、過去日帝が植民地統治によって我が民族を抹殺し流浪の民へと追いやった罪悪を正当化し合理化するものであるばかりか、我が民族を再び冒とくする暴言だ。

 また、麻生政調会長は我が民族の誇らしい固有の文化であるハングル文字に対しても事実を歪曲し、日本が教えてやったという荒唐無稽な発言まで行った。これもまた、我が民族と民族の文化を冒とくした妄言だ。

 我々はこのような麻生政調会長の妄言をこみあがる憤りをもって強く糾弾し、発言を取り消すことを要求する。

 韓日条約締結以後、韓日間では首脳会談が幾たびも開かれてきた。しかし、日本政府は一度も、過去に彼らが我が民族にしでかした罪悪を率直に認めて誠実に謝罪したことがなく、その問題が提起されるたびに常にあいまいな表現でかわしてきた。

 しかし「創始改名」に対して言えば、1996年6月に行われた韓日首脳会談で橋本龍太郎首相(当時)が「創始改名などがどれほど多くの韓国民の心に傷を負わせたのかということは十分に想像できる」という表現で謝罪の意志を明らかにしたことがある。

 ところが、今回の麻生政調会長がこうした事実まで無視して暴言を吐いたことは、歴代の日本の総理らが行った「謝罪」というものがまったく真実味のない空言に過ぎないものであったことを自ら立証している。

 麻生政調会長は歴史問題に対しても、「歴史認識を共有しようというが、隣国と一緒になるわけがない」と語った。この発言は、日本が過去にわが国を侵略して植民地支配を行なったことを犯罪とみなさず、したがって謝罪する必要がないという意味に解釈できる。表現はどうあれ、それが日本の本心であるとみなければならないだろう。

 事実、日本は過去の歴史問題に関して、歴史を思い通りに歪曲する妄言をためらわずに行いながら、そのために隣国と緊張関係が作られると「遺憾」の意を表して「是正」を約束してきたが、その約束は一度も守られたことがない。その代表的な例が日本首相の靖国神社参拝と歴史教科書の歪曲問題だ。

 こうした事実は、日本が隣国をどれほどさげすんでいるのかということを表している。日本が隣国、とくにわが国で行った野蛮な植民地統治に対して公然と妄言を吐くことは、日本が軍国主義を捨てることができずにいる膨張主義に根本原因があるが、決してそれだけではない。日本が好き勝手に妄言を撒き散らすのは、屈辱的な韓日条約締結後、韓国の歴代政府による対日低姿勢外交が日本の傲慢と韓国蔑視を助長させた面があることを、我々は指摘せざるを得ない。

日本の植民地支配は終わったけれども、日本は依然として宗主国のようにふるまっている。麻生政調会長が率直に吐露したように、日本は歴史認識を隣国と一緒になるわけがないと言いきっているのに、何のために我々が日本にしがみつかなければならないのか。わが国は日本の罪業に対して堂々と謝罪を要求し、言うべきことをいわなければならない。

 麻生政調会長の妄言は決して偶然なことではない。周知のように現在日本は、この間着々と推進してきた軍国化を仕上げる段階に入った。今日本は対外膨張のための万端の準備を整えているのだ。その標的はまさに朝鮮半島だ。このような日本の動向を我が国民は見逃してはならず、これに対して民族的警戒心を高めなければならない。

 我が民族の尊厳を踏みにじり、統一を妨害する国は我々の真の友邦となることはできない。

 六日から韓日首脳会談が開催される。この韓日首脳会談は対日自主外交の出発点とならなければならない。

2003年6月2日

在日韓国民主統一連合