第16代 韓国大統領選挙 盧武鉉候補が当選

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(韓統連宣伝局整理 2/28)

盧武鉉政権、「破格」の組閣人事

韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は27日、高建(コ・ゴン)首相を正式に任命した後、組閣の協議を行い、副首相兼教育人的資源相を除く19閣僚を任命した。若手を大幅に起用し、外交通商相には進歩派国際政治学者の尹永寛(ユン・ヨングァン)ソウル大教授を起用したほか、女性閣僚は4人、映画監督や前郡守(町村長に相当)も登用するなど、これまでの殻を破ろうとする「改革派大統領」を象徴する布陣となった。

高首相を含めて60代は2人しかおらず、50代15人、40代3人という従来にない年齢構成となり、世代交代と斬新さを印象づけた。

 女性閣僚4人は、法相と保健福祉相、環境相、女性相で、うち康錦実(カン・グムシル)法相(46)は「民主社会のための弁護士会」副会長で検察経験はない。

人選が難航しているとされる教育部総理はこの日の発表から除かれた。

北朝鮮の核問題が深刻化するなかで、南北朝鮮関係を統括する統一相に丁世鉉(チョン・セヒョン)氏を留任させた。国防相にはチョ永吉(チョ・ヨンギル)・元合同参謀本部議長をあてた。

 国民参加型の民主主義をめざす盧政権は、国民からネットなどを通じた閣僚候補推薦を取り入れ、組閣のひとつの参考にした。

 盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は、「新政権では特別な事情がない限り、最低2年から2年半以上、閣僚の任期を保障するつもりであり、これから雰囲気を刷新するための内閣改造はしない」と明らかにした。特に、盧大統領は「持続的な安定が必要な時には(閣僚は)大統領と任期をともにするほうが良い」と述べた。

 また、盧大統領は「現在の検察総長の任期を保障する。過去の検察は国民の検察でありながら権力の検察だったが、国民の検察に戻るようにする」と強調した。このためキム・ガギョン検察総長は留任が確実視される。

 今後の内閣運営について、盧大統領は「行政に対するすべての権限と責任は首相と閣僚に任せて、首相レベルで省庁間の調整が難しい案や国家的な戦略課題など特殊な場合は、事務官と直接話し合ってでも、大統領である私が断固として介入する」と語った。これと関連して盧大統領は、行政首都の移転問題は大統領府に委員会を設置して直接介入する、と明らかにした。

  ▽首相 高建(コ・ゴン)(65)▽副首相兼財政経済相 金振杓(キム・ジンピョ)前国務調整室長(56)▽統一相 丁世鉉(チョン・セヒョン)(留任)(58)▽外交通商相 尹永寛(ユン・ヨングァン)ソウル大教授(52)▽法相 康錦実(カン・グムシル)判事、弁護士(46)▽国防相 チョ永吉(チョ・ヨンギル)元合同参謀本部議長(63)▽行政自治相 金斗官(キム・ドゥグァン)市民団体代表(44)▽科学技術相 朴虎君(パク・ホグン)韓国科学技術研究院長(56)▽文化観光相 李滄東(イ・チャンドン)映画監督(49)▽農林相 金泳鎭(キム・ヨンジン)民主党議員(56)▽産業資源相 尹鎭植(ユン・ジンシク・財政経済部次官(57)▽情報通信相 陳大済(チン・デジェ)サムスン電子代表(51)▽保健福祉相 金花中(キム・ファジュン)民主党議員(58)▽環境相 韓明淑(ハン・ミョンスク)前女性相(59)▽労働相 権奇洪(クォン・ギホン)嶺南大教授(54)▽女性相 池銀姫(チ・ウンヒ)市民団体代表(56)▽建設交通相 崔鍾チャン(チェ・ジョンチャン)前青瓦台(大統領官邸)政策企画首席(53)▽海洋水産相 許成寛(ホ・ソングァン)東亜大教授(56)▽企画予算庁長官 朴奉欽(パク・ボンホム)前企画予算庁次官(55)


<盧武鉉大統領の就任辞>(全文)

「平和と繁栄と跳躍の時代へ」

   尊敬する国民のみなさん。

今日私は大韓民国の第十六代大統領に就任するため、この場に立ちました。国民のみなさんの偉大な選択で、私は大韓民国の新しい政府を運営する光栄ある責任を引き受けることになりました。国民のみなさんに熱い感謝を申し上げながら、この重大な使命を国民のみなさんとともに遂行していくことを約束させていただきます。

  同時にこの場に参加してくださった金大中大統領をはじめ前大統領のみなさん、小泉潤一郎総理をはじめ世界各国の慶祝使節と内外の来賓のみなさんにも、心からの感謝を申し上げます。

  特にこの場を借りて、大邱地下鉄惨事の犠牲者のみなさんの冥福を祈りながら、遺族の方々にも深い慰労を申し上げます。二度とこのような不幸がくり返さないよう、災難管理体系を全面的に点検し、画期的に改善して安全な社会を作るよう最善をつくします。

  国民のみなさん。

  私たちの歴史は挑戦と克服の連続でした。列強に囲まれた朝鮮半島であらゆる苦難を克服して、半万年の間、民族の自存と独自の文化を守って来ました。解放後には分断と戦争と貧困を乗り越え、半世紀ぶりに世界で十二位の経済強国を建設しました。

  私たちは農耕時代から産業化をへて、知識情報化時代へと成功的に進入しました。しかし今、私たちは再度世界史的な転換点に直面しました。跳躍か後退か、平和か緊張かの岐路に立っています。

 世界の安保状況が不安です。イラク情勢が緊迫しています。特に北朝鮮の核問題をめぐる国際社会の憂慮が高まっています。このような時ほど、私たちは平和を守りより堅固に根づくようにしなければなりません。

 対外経済の環境も困難になっています。先進国はとどまることなく新たな領域を開拓して成長しています。後発国は激しく追撃してきています。私たちは新たな成長の動力と発展戦略の要求を受けています。

 韓国社会内部にも国家の命運を決定する多くの問題が横たわっています。これら課題は国民のみなさんの知恵と決断を待っています。

 これらすべての挑戦を克服しなければなりません。私たちはやり遂げることができます。国民が力を合わせれば、できないことはありません。そのような底力で私たちは、通貨危機を世界で一番早く脱しました。昨年にはワールドカップ四強神話を創造しました。大統領選挙のすべての過程を通じて、参加民主主義の花を咲かせました。

 尊敬する国民のみなさん。

今や私たちの未来は、朝鮮半島に閉じこめられてはいないのです。私たちの前には北東アジア時代が到来しています。近代以後、世界の辺境にとどまっていた北東アジアが、いまや世界経済の新たな活力として浮上しました。二十一世紀紀は北東アジア時代になるだろうとの世界的な学者らの予測が着々と現実化しています。北東アジアの経済規模は世界の五分の一を占めます。韓・中・日三国だけでヨーロッパ連合(EU)の四倍を超える人々が暮しています。

わが朝鮮半島は北東アジアの中心に位置しています。朝鮮半島は中国と日本、大陸と海洋を連結する架け橋です。このような地政学的な位置が、過去には私たちに苦痛を与えました。しかし今日にはむしろチャンスを与えています。二十一世紀は北東アジア時代の中心的役割を私たちに要求しているのです。

 私たちは高い頭脳と創意力、世界一流の情報化の基盤を持っています。仁川空港、釜山港、光陽港と高速鉄道など、空と海と地の物流基盤も具備して行っています。二十一世紀の北東アジア時代を主導的に開いて行ける基本的条件を備えて行っています。朝鮮半島は北東アジアの物流と金融の中心地として生まれかわることができます。

 北東アジア時代は経済から出発します。北東アジアに「繁栄の共同体」を形成して、これを通じて世界の繁栄に寄与しなければなりません。そしていずれは「平和の共同体」として発展しなければならないです。現在のヨーロッパ連合のような平和と共生の秩序が、北東アジアにも構築されるようにすることが、私の長年の夢です。そうなってはじめて北東アジア時代は完成されます。そんな日が早くくるよう私はこん身の努力をつくす、と固く約束させていただきます。

  国民のみなさん。

 真の北東アジア時代を開こうとするなら、まず朝鮮半島に平和が制度的に定着されなければなりません。朝鮮半島が地球上で最後の冷戦地帯として残ったのは、二十世紀の不幸な遺産です。そのような朝鮮半島が二十一世紀には世界に向けて平和を発信する平和地帯にならなければなりません。ユーラシア大陸と太平洋をつなぐ北東アジアの平和の関門として新しく生まれなければならないです。釜山からパリ行の切符を買って平壌、新義州、中国、モンゴル、ロシアをへてヨーロッパの真ん中に到着する日をくり上げなければなりません。

 今まで私たちは、朝鮮半島の平和を増進させるためにたくさんの努力を傾けました。その成果は目を見張るほどです。南北間での人と物資の交流が日常的で頻繁になりました。空と海と地の道がすべて開かれました。しかし、政策の推進過程では、より広範な国民的合意を得なければならないとの課題を残しました。私はこの間の成果を継承・発展させながら、政策の推進方式は改善して行こうと思います。

 私は朝鮮半島の平和増進と共同繁栄を目標とする「平和繁栄政策」を、いくつかの原則を持って推進して行きます。

 第一に、すべての懸案は対話を通じて解決していくようにします。

 第二に、相互信頼を優先して互恵主義を実践して行きます。

  第三に、南北当事者原則に基づいて円滑な国際協力を追求します。

  第四に、対内外的な透明性を高めて、国民参加を拡大し、超党派的な協力を得ます。国民とともにする「平和繁栄政策」になるようにします。

 北朝鮮の核兵器開発疑惑は、朝鮮半島をはじめ北東アジアと世界の平和に重大な脅威になっています。北朝鮮の核開発は容認できません。北朝鮮は核開発計画を放棄しなければなりません。北朝鮮が核開発計画を放棄するなら、国際社会は北朝鮮が願う多くのことを提供するでしょう。北朝鮮は核兵器を保有するのか、体制安全と経済支援の約束を受けるのか、を選択しなければなりません。

 同時に私は、北朝鮮の核問題が対話を通じて平和的に解決されなければならないという点を、重ねて強調しようと思います。どのような形態であっても軍事的な緊張が高まってはなりません。北朝鮮の核問題が対話を通じて解決されるように、私たちは米国、日本との協調を強化するでしょう。中国、ロシア、ヨーロッパ連合などとも緊密に協力して行きます。

 今年は韓米同盟五十周年です。韓米同盟は私たちの安全保障と経済に大きく寄与して来ました。韓国民はこれに深く感謝しています。私たちは韓米同盟を大切に発展させて行くでしょう。互恵平等の関係へとより成熟させて行くでしょう。伝統的な友好国をはじめ、他の国々との関係も拡大して行きます。

 国民のみなさん。

 北東アジア時代を開き、朝鮮半島に平和を定着させようとするなら、韓国社会が健康で未来指向的でなければなりません。力とビジョンを持たなければなりません。そうするためには、改革と統合のための持続的な努力が必要です。改革は成長の動力であり、統合は跳躍の踏み石です。

 新しい政府は改革と統合を土台に、国民とともにする民主主義、ともに生きる均衡発展の社会、平和と繁栄の北東アジア時代を開いて行くでしょう。このような目標へ前進するために、私は原則と信頼、公正と透明、対話と妥協、分権と自律を新政権の国政運営の座標にしようと思います。

 私たちは各分野の新たな成長動力を創出しなければなりません。通貨危機をもたらした諸般の要因は、いまだに克服すべき課題として残っています。市場と制度を世界基準に当てはまるように公正で透明に改革し、起業しやすい国、投資したい国にしようと思います。

 政治から変わらなければなりません。真に国民が主人の政治が具現されなければなりません。党利党略よりも、国家利益と国民の福祉を優先する政治風土が作られなければならないのです。 対決と葛藤ではなく、対話と妥協で問題を解決する政治文化が定着すればと思います。まず私から野党と話し合い妥協します。

 科学技術を不断に革新して「第二の科学技術立国」を成し遂げます。知識情報化の基盤を持続的に拡充し、新産業を育成します。文化を育成して文化産業の発展も積極的に支援します。

 このような国家目標にふさわしく、教育も革新されなければなりません。韓国の子どもらが入試地獄から抜け出して、それぞれの素質と創意力を思いきり発揮できるようにしなければなりません。

 経済の持続的な成長のためにも、社会の健康のためにも不正腐敗をなくさなければなりません。このため構造的で制度的な代案を模索します。特に社会指導層の骨身を削る省察が求められます。

 中央集権と首都圏集中は国家の未来のためにこれ以上放置できません。地方分権と国家均衡発展は緊急の課題となりました。中央と地方は調和と均衡を成しながら発展しなければならないです。地方は自分の未来を自律的に設計し、中央はこれを助けなければなりません。私は非常な決意でこれを推進して行くでしょう。

 国民統合はこの時代の一番重要な宿題です。地域構図を緩和するために新政府は地域平等の人事をはじめ、可能なすべての措置を取って行きます。所得格差をはじめ階層間の格差を縮めるために教育と税制などの改善を考究しようと思います。労使和合と協力の文化を実現するよう労使のみなさんとともに最善をつくします。

 老弱者をはじめ疎外された人々により多くの関心を向ける暖かい社会を作らなければなりません。このために福祉政策を内実化しようと思います。すべての不合理な差別をなくして行きます。両性平等社会を志向して行きます。開放化時代に迎え、農漁業と農漁民のための対策を講じます。高齢社会の到来に対する準備にもぬかりがないようにします。

 反則と特権が許される時代は終わらなければなりません。正義が敗れ、機会主義者が得をする屈折した風土は清算されなければなりません。原則を正しく立てて信頼社会を作りましょう。正々堂々と努力する人が成功する社会へと前進しましょう。正直で誠実な大多数の国民がやりがいを感じるようにしければならないです。

 尊敬する国民のみなさん。

 長い歳月の間、私たちは辺境の歴史を生きてきました。時には自分の運命を自ら決められない依存の歴史を強要されたりもしました。しかし、今私たちは新たな転機を迎えました。二十一世紀の北東アジア時代の中心国家へと雄飛する機会が私たちに訪れました。私たちはこの機会を活かして行かなければなりません。

 私たちには幾多の挑戦を克服した底力があります。危機さえも機会にする知恵があります。そのような知恵と底力で、今日私たちに直面した挑戦を乗り越えましょう。今日私たちが先祖を称えるように、遠い未来に子孫らが今日の私たちを誇らしい先祖として記憶するようにしましょう。

 私たちは心さえ一つにすれば奇跡を実現する国民です。私たちみなが心を一つにしましょう。平和と繁栄と跳躍の新しい歴史を作るこの偉大な道程に、すべてが参加しましょう。いつも国民のみなさんとともにします。ありがとうございます。

二〇〇三年二月二十五日

大統領 盧武鉉

(翻訳:韓統連中央宣伝局)


(連合ニュース  2/21)

新政府 12大国政課題を確定

 「大統領職引き継ぎ委員会」は21日、朝鮮半島平和体制構築と総体的災難管理システムなどを骨子とした、新政府の12大国政課題を最終確定した。

 盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領当選者の主宰で開かれた「引き継ぎ委員会全体会議」はまた、「国民とともにする民主主義」、「ともにに生きる均衡発展の社会」、「平和と繁栄の東北アジア時代」など3大国政目標と、原則と信頼、公正と透明、対話と妥協、分権と自立など4大国政原理も確定した。

 新政府は、朝鮮半島の平和増進のための第1段階として、軍事会談の定例化、南北首脳会談などを通じて、北の核とミサイル問題を解決し、第2段階で核・ミサイル問題の解決合意事項を具体的に履行しながら、実質的な協力を深化させ、第3段階では、南北の当事者で平和協定を締結し、友邦国がこれを保障する制度的装置を作り、停戦協定を代替する方向で、南北関係改善と朝鮮半島平和体制を構築していくことにした。

 特に韓米間系では、韓米同盟及び駐韓米軍の役割に対する両国間共同協議を進行させながら、朝鮮半島の安保状況の変化及び平和体制の構築と連携して、発展的に調整する方案を推進することにした。

 不正腐敗根絶と関連しては、国民的な疑惑事件及び権力型不正を処理する一時的あるいは常設的特別検事制を実施し、検事の同一性原則の改善など検察改革を断行し、権力型不正の根絶のための監査員と法務・刑事・腐敗防止委、検察・警察などで構成される汎政府対策機構を構成することにした。

 災難管理のため、災難管理組織の位相と機能を強化し、災難誘発危険施設に対する管理実名制を導入するなど、総体的な災難管理システムを構築することにした。

(翻訳:韓統連大阪本部)


(中央日報 2/20)

盧次期大統領、「対北朝鮮、米と攻撃検討自体反対」

 盧武鉉(ノ・ムヒョン)次期大統領は19日、「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対する武力攻撃は朝鮮半島に戦争を誘発する可能性があるため、事前にその可能性を検討すること自体に反対する」と延べた。

 盧次期大統領は19日、大韓商工会議所(商議)招請懇談会で北朝鮮核問題と関連し「現在、韓米は友好関係にあるが、北朝鮮にどのように対応するのかという方法論で米国と意見が違う」とし、武力攻撃の可能性に対する反対の立場を明確にした。

 また盧次期大統領は「世界の投資家らが『韓国が米国と協力して北朝鮮を倒すこと』と『どんな武力攻撃もいけない』と話す中で、どれがより不安に感じられるものか考えてみるべきだ」とし、「私が取る立場が正しいと考える」と繰り返し強調した。


(中央日報 2/14)

盧次期大統領「北朝鮮核問題の解決策、固い決心を」

 盧武鉉(ノ・ムヒョン)次期大統領は13日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核問題で北朝鮮と米国が対立しているのと関連「(戦争で)みなが死ぬよりは、(経済が)難しくなるのがいい」とし「韓国経済に難しさがあっても、固く決心しなければならない」との考えを強調した。

 盧次期大統領は、韓国労働組合総連盟(韓国労総)関係者らと持った非公開の懇談会で「米国があれこれと意見を示せば難しいはずだが、韓国民が確固たる意志を持たなければならない」とし、このように述べた。

 盧次期大統領のこうしたコメントは、北朝鮮核問題が戦争につながってはならず、米国が北朝鮮を侵攻しようとする場合、韓米関係が疎遠になることがあっても、これに反対したいとの意味として受け止められる。

 北朝鮮核問題をめぐった韓米間の隔たりについて盧氏は「米国と異なるべきものは異なるべきで、米国との隔たりは調整し、戦争の危機を防がなければならない」とし「マスコミが、両国の立場が異なると報じているが、異ならなければ結果的に戦争を甘受しようということなのか?」と問い返した。

 盧氏は「いざ戦争が起きても韓国大統領は国軍への指揮権も持っていない」と付け加えた。

 北朝鮮への支援と関連、盧氏は「北朝鮮にさらなる支援を行ってでも、投資しなければならない」とし「これは生きるためのもので、未来と希望を作るためのもの」と話した。


(参与連帯 1/23)

<参与連帯論評>改革を願う国民に失望与える国務総理の人選

参加連帯は聴聞会過程で徹底的に検証する

1. 1月22日、国会本会議で人事聴聞会法の改正案と政権引継ぎ委員会法が通過された。法案通過後、盧武鉉(ノ・ムヒョン)当選者側は、ただちに総理指名者を発表する記者会見を開き、高建(コ・ゴン)氏を指名した。大統領選挙の過程で国民が見せた「改革に対する熱望」に照らしてみるとき、今回の国務総理人事には失望させられた。

2.盧当選者は当選後、何度も人事システムの破格的な変化意志を明らかにしてきた。しかし、人事システムの改革におとらずに重要なのが、大統領の統治哲学と国政運営のビジョンをもっとも正確に理解して、ともに実践できる人材を適所に配置することだ。とくに国務総理はそうでなければならない。新政権が執権当初から一貫して改革基調を維持するのであるなら、今回の人事においては改革性を最優先に考慮すべきだった。

3.盧当選者も認めるように、今回の人事は改革性よりもいわゆる安全性を優先した決定だった。また高建指名者の過去の公職経歴だけを見ても、5共(全斗煥政権)時代から歴代政権の要職に起用されて来た人物という点において、十分な改革性を持っているのかどうかは未知数だ。もちろん「改革」と「安定」は互いに排除しあう概念ではない。しかし盧当選者は、過去の政権の失敗した人事政策から、「安定性と専門性」という落とし穴が、むしろ改革を妨げる自縄自縛の結果をもたらすこともありうることを、決して忘れてはならないだろう。

4.参与連帯は人事聴聞会の過程を通して、高建指名者に対して徹底的に検証する態度で臨むだろう。「安定と改革の均衡」との政治的考慮が、改革に対する国民的要求に冷水を浴びせかける結果を生まないよう希望する。

(翻訳:韓統連中央宣伝局)


(民族時報 1/21)

解説 政権引き継ぎ委員会の役割と内容

 十二月十九日の大統領選挙で当選した盧武鉉氏は、二月二十五日に大統領に就任する。この約二か月間に政権引き継ぎの作業を行うのが大統領職引き継ぎ委員会で、任務は大統領選挙当時の公約を実行する準備を行うことと、次期内閣の骨格をつくることだ。

委員は改革派

 盧武鉉次期大統領は引き継ぎ委員会委員長に民主党政策委議長の林采正議員を指名し、副委員長ら七分科会の幹事を決定した。

 引き継ぎ委の委員長や幹事らの任期は二か月で、次期政権の首相や閣僚に就任する者は少ない。しかし次期政権の政策を決定するという意味で、人選は次期大統領の重要な仕事の一つだ。

 林采正委員長は七五年に東亜自由言論闘争で東亜日報から解雇された「在野民主人士」で、次期大統領とは九二年からの「同志」だ。林委員長は選挙対策委で政策本部長として選挙公約の開発を指揮するなど、次期大統領の信任があついといわれる。とくに林委員長が国会の統一外交通商委員として、対北和解・協力政策の必要性を一貫して主張したことも人選の要因になったとされている。

 また七人の幹事もほとんどが改革派の人士で、次期大統領の政策公約を手助けしてきた仲間だといわれる。

 盧武鉉次期大統領は昨年末の引き継ぎ委員会の初会議で、委員らに「盧武鉉政権の地図成作者として、国政を遂行するとの責任感を持ってほしい」と述べるなど、引き継ぎ委の重要性を強調している。

十大議題を提示

 引き継ぎ委員会は七日、新政権の基本哲学と政策目標になる十大国政議題を発表した。十大議題は①朝鮮半島の平和体制構築②北東アジア経済の中心国家の建設③自由で公正な市場秩序の確立④科学技術中心の社会の構築⑤参与福祉と生活の質向上⑥国民統合と両性平等社会の具現⑦教育改革と知識文化強国の実現⑧地方分権と国家均衡発展⑨腐敗のない社会、奉仕する行政⑩政治改革の実現だ。

 主な内容は、①は北朝鮮の核問題の解決と信頼構築、兵役期間の短縮、平和体制構築のための多角的対話通路の準備、北東アジアの平和協力体など。

 ②は南北の経済交流協力、北東アジアの経済協力体制、物流・ビジネス中心国家のための基盤構築など。

 ③は経済システムの改革、税制改革など。

 ④は科学技術者の士気伸張と科学技術人力の養成、働き場所の創出など。

 ⑤は全国民の健康保険制度の実現、国民福祉の増進など。

 ⑥は五大差別(性、障害、学歴、非正規職、外国人)の解消、労使の和合など。

 ⑦は公教育の内実化、教育の自立性と多様性の強化など。

 ⑧は地方分権化、地域経済の活性化など。

 ⑨は国家システムの革新、行政改革、透明公正な人事システムの確立など。

 ⑩は中・大選挙区制など選挙制度の改善、金のかからない選挙の実現、政治資金の透明性確保などだ。

 これからもわかるように、盧武鉉次期大統領は第一に、現在懸案になっている北朝鮮の核問題の解決と信頼構築を挙げた。これは南北問題すなわち民族問題を六・一五共同宣言の原則で取り組むとの意志の表れと見ることができる。また②で南北経済の交流協力を挙げたのも、民族団結を優先視する政策と思える。

 大統領選挙後に、盧武鉉次期大統領の政策や人となりについて特集が数多く組まれた。一様に指摘しているのは、現、前大統領のように職業政治家ではないため、なかなかユニークな政策や取り組みがあるということだ。

 昨年末、米国が北朝鮮を経済封鎖するとの方針を出そうとしたとき、「(朝鮮半島に関して)米国のどのような措置も韓国の意見を最優先に尊重しなければならない」と発言したように、米国に対しても率直な意見を述べている。日本のメディアが、韓国の政治家としては珍しく米国を訪問したことのない人だと批評したことがあるが、次期大統領は米国との関係で「写真を撮るために米国に行くつもりはない」などと、米国もうでの意志がないことを述べている。

 南北関係と韓国政治を支配してきた対米従属思想を取り払い、民族自主と南北統一、社会の民主化を実践する「民の代表」が生まれようとしている。  

(梁珠賢記者)


(中央日報 1/23)

「スクリーンクォーター維持」政府と引継ぎ委合意

 政府と盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の業務引継ぎ委員会は、現行のスクリーンクォータ制を当分維持することを決めた。

 業務引継ぎ委は22日盧武鉉次期大統領と文化観光部・金聖在(キム・ソンジェ)長官などが出席したなか行われた「社会女性文化分科の政策課題討論会」で「ニューラウンドの市場開放交渉で、視聴覚サービスの分野を韓国の市場開放計画でも除かせる方針」との立場を表明した。

 業務引継ぎ委は「文化のアイデンティティと多様性を確保するために、視聴覚分野を市場開放から除かせるのが必要とされる」とし「欧州連合(EU)・カナダなど韓国と同じ立場の諸国と連携し、市場開放を求める国に対し、要求撤回を主張する計画」との立場を示した。

 これとともに、市場開放の対象から文化商品を例外にする問題などを取り扱う「世界文化機構」の創設にも積極的に参加したいとしている。

 米国・香港など8国は、これまで世界貿易機関(WTO)のニューラウンド・サービス分野への市場開放交渉で、国産映画を一定期間にわたって国内映画館で上映するのを義務付けるスクリーンクォーター制が、視聴覚分野の代表的な市場進入障壁とし、これを廃止してくれるよう求めてきた。


(東亜日報 1/10)

新政権の労働政策 労働部が反対

 労働問題をめぐって政府の主務省庁である労働部と政権引き継ぎ委員会、労働界、経営界がそれぞれ異なる見解を示し、新政権の労働政策の立案と推進過程で大きい波乱が予想されている。

 労働部は9日、引き継ぎ委に対して、非正規労働者と外国人労働者問題、労使政委員会の改善方策などを盛り込んだ業務報告を行い、「同一労働、同一賃金」を法と制度を通じて一律に強制適用することは現実的に無理だという見解を示した。

 これは引き継ぎ委が非正規労働者に対する差別をなくすために、盧武鉉(ノ・ムヒョン)次期大統領が掲げた「賃金・労働条件の同一待遇」の公約をもとに「同一労働・同一賃金」を検討していることに反するものだ。

 今月7日、引き継ぎ委は10大国政課題を発表し、「企業の非正規労働者に対する差別を「性別・障害・学歴・非正規職・外国人に対する5大差別」の1つにあげ、これを根絶するための具体的な方策をまとめる」と打ち出した。

 労働部の反対で、盧次期大統領が掲げた非正規職と正規職の労働者の「賃金・労働条件同一待遇」公約は立案初期から岩礁に乗り上げ、初めから実現できない無理な公約を掲げたという声も出ている。

 これに関連し、全国民主労働組合総連盟(民主労総)と韓国労働組合総連盟(韓国労総)は一斉に声明を出し、「労働部が差別を受けている非正規職に対する同一労働・同一賃金の適用に反対しているのは、新たな変化を嫌う保守官僚らの典型」と非難した。

 一方、経営界は「自由に正規職労働者を解雇できない状況で、非正規職に対して正規職に劣らぬ待遇をすると人件費負担が増え企業競争力が落ちる」と反対の立場だ。

 労働部は、非正規職労働者対策について、雇用主は正当な待遇のために努力しなければならないという規定を義務づける一方、3年連続して勤務した人や期間契約制労働者に対しては解雇を制限し、派遣労働対象業種の範囲を拡大するなどの方策をまとめた。

 また労働部は同日、労使政委員会の機能改編について、労使政3者の合意を引き出すよりは協議機構にすべきという「縮小論」をまとめ、機能強化論を構想している引き継ぎ委とは相反する立場を見せた。

 労働部は中小企業の人手不足を解消するために特別法を制定し、2004年からは外国人雇用許可制を導入し、公務員労組は国会に提出された立法を推進するとともに全国教職員労組の労働基本権を保障する方策を推進することにした。


(中央日報 1/6)

次期政府の「10大アジェンダ」選定

 盧武鉉(ノ・ムヒョン)次期大統領が「地方分権と国家の均衡発展」「先進経済システム構築」など、次期政権5年間の10大アジェンダ(議題)を選定した。

 業務引き継ぎ委員会の鄭順均(チョン・スンギュン)スポークスマンは5日「業務引き継ぎ委員会の各分科が提出した議題は、幹事団会議を経て、10程度に減らした。

 6日、盧次期大統領が参加する会議で確定する」とし「これを基に盧次期大統領が国政全般を把握して就任前に補完し、次期政府が進める主要議題として提示する予定だ」と話した。

 鄭スポークスマンによると、同委員会が確定した主要議題は▽北東アジア経済協力を通じた物流ビジネス中心国家の建設▽行政首都移転、地方大学育成などによる、地方分権と国の均衡発展▽不正腐敗の清算と公正な人事システム確立など国家システムの革新▽起業しやすい国づくりと技術革新などを通じた先進経済システム構築--など。

 このほかにも▽新産業育成と潜在成長率7%達成などを目標とする新たな成長戦略樹立▽女性、障害者、労働者への不合理の是正など、差別のない社会実現▽情報通信技術開発および知識情報化インフラ拡大などによる人材養成▽南北(韓国・北朝鮮)および韓米関係の平和外交による朝鮮半島平和体制構築▽最良の福祉と快適な環境造成など、生活の質向上--などが反映されているという。


(中央日報 12/26)

大統領職業務引継ぎ委員長に林采正氏

 盧武鉉(ノ・ムヒョン)次期大統領は 25日、大統領職業務引継ぎ委員会の委員長に、新千年民主党(民主党)の林采正(イム・チェジョン)政策委議長を任命した。25人以内の引継ぎ委員は、26~27日に発表される予定だ。

 李洛淵(イ・ナクヨン)スポークスマンは「盧次期大統領は政策中心の業務引継ぎ委員会を構成するという構想に従い、今まで党政策チームと政策選挙特別本部長を担当し、大統領選挙公約を総括してきた林議長を適任者と判断した」と明らかにした。

 李スポークスマンはまた「盧次期大統領は、林議長が均衡感覚を備え、改革指向的であって業務引継ぎ委員長職を円満に遂行できると期待している」と伝えた。

 盧次期大統領者は特に「分野別主要政策懸案を分析・評価、不十分なことがあれば対策を模索し、2月25日の就任とともに空白なく業務を遂行することができるようにしてほしい」とし、「業務引継ぎ委員会で定められた各種政策代案が、今後5年間一貫して推進されるようにすべきだ」と強調した。


(中央日報 12/24)

金大統領と盧次期大統領、北朝鮮核問題で意見を交換

 金大中(キム・デジュン)大統領と盧武鉉(ノ・ムヒョン)次期大統領は23日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で昼食会合を行い、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核問題と政権の引継ぎ問題など、国内外の懸案について話し合った。

 この席で金大統領と盧次期大統領は、北朝鮮の核問題の平和的解決に向け多角的な努力を傾けることで意見を共にした。

 また、今後も連絡を取り続ける一方、調整が必要な際に会談し、残りの任期と円滑な政権の引継ぎについて積極的に議論を交わすことにしている。

 朴仙淑(パク・ソンスック)青瓦台スポークスマンと李洛淵(イ・ナクヨン)次期大統領スポークスマンは、1時間35分にわたって行われた単独会合で、金大統領と盧次期大統領は北朝鮮の核問題と日・米・中・ロ・EUなどとの関係について特に多くの意見を交換したと伝えた。

 李スポークスマンは、盧次期大統領が金大統領に政権の引継ぎ問題の協力を求めたことに対し、金大統領は「引継ぎがスムーズに行われるよう最大限協力する。ぜひ模範的な大統領になってほしい」と述べたことを伝えた。


(民主労働党HP 12/23)

21日、進歩陣営の共同選対委の解団式が開催

21日、民主労働党中央党会議室では、選挙対策委員会の解団式が行われた。これによって、先月22日に発足して約1か月間活動してきた、クォン・ヨンギル共同選挙対策委員会は、公式に幕を閉じた。この日の解団式には、クォン・ヨンギル候補とチョン・ヨンセ共同選挙対策委員長、キム・ヒョンタック共同選挙運動本部長など共同選対委関係者約100人が参加した。

解団式でノ・フィチャン共同選対本部長は、「22日に共同選挙対策本部が発足する時、1人のクォン・ヨンギルが、今日、95万7148人になって帰って来た」とクォン・ヨンギル候補を紹介した。

「今日で本当に『候補のたすき』をはずす」と発言を始めたクォン候補は、「残念な面もあるが、全国各地で民主労働党を支持していることを実感して勝利した選挙」だったと述べ、「近いうちに全国を回って、民主労働党の支持者に感謝を伝え、組職を強化して行く」と明らかにした。

チョン・ヨンセ共同先代委員長は、「この間、クォン候補をはじめ全党員がだれよりも熱心に活動した大統領選挙だったし、民主労働党が第3党の地位を固めた選挙だった」と評価した。また共同選対本部長を担当したハン・チュンモック全国連合執行委員長は、「進歩陣営が団結して闘った選挙だったので、一層意味深い選挙だった」と述べ、「今後、進歩陣営の大団結のためにともに努力しよう」と訴えた。チョン・ヨンセ選対委員長が選対委解団を宣布すると、参加者は拍手と歓呼を送って今回の大統領選挙の成果を祝った。

(翻訳:韓統連中央宣伝局)


(韓国民主党ホームページ 12/20)

盧武鉉大統領当選者、内外信記者合同会見発表文

尊敬する国民みなさん、

そして愛する海外同胞みなさん、

私たちは今日、本当に偉大な勝利をおさめました。

今日のこの勝利には、勝者も敗者もありません。みんなが勝利しました。

全国民すべての勝利であり、大韓民国の勝利です。

私はこのすべての栄光を、国民のみなさんと海外同胞のみなさんに捧げます。

尊敬する国民みなさん、これから新しい大韓民国に向けた、希望に満ちた新たな歴史が始まります。

葛藤と分裂の時代は幕を下ろすでしょう。

原則と信頼の新しい政治を始めます。

平和と繁栄の朝鮮半島時代を開いて行きます。

正直で熱心に働く人々が成功する、真に普通の人びとの社会を作って行きます。

透明で公正な経済、労使が和合する経済へ、企業にとっても一番良い国を作ります。

働く場所を生み出す経済をにして、就業と失業の困難をただちに解決するようにします。

農漁民に新しい希望をあたえ、恵まれない隣人と障害者ら、すべての疎外階層に暖かい国を作って行きます。

そして何より、失敗を経験したすべての人々が、新しく再起できるとの夢を育てることができる、そんな国を作ります。

最後まで善戦したハンナラ党の李会昌候補に心からの慰労を伝えます。

民主労働党の権永吉候補にも激励を申し上げます。

尊敬する国民みなさん!

私は今回の大統領選挙で、国民のみなさんが見せてくれた熱望と期待をよく理解しています。

今回の選挙でも地域主義の障壁を崩せなかったことに、大きな不足点が残ります。

しかし、それは十分に可能だとの希望は見い出だしました。

あきらめません。

熱心に努力して、国民統合を必ず成功させて行きます。

私はまた、いまわが大韓民国が抱えている緊急な課題と困難な挑戦もよく分かっています。

私は大統領当選者として、北朝鮮の核問題によって垂れこめた朝鮮半島の緊張を解消することに最善をつくして行きます。

北朝鮮の核問題を平和的に解決するために、私たちの主導的な役割とともに韓・米・日間の緊密な共助・協力をして行きます。

SOFA改正など、韓米間の懸案に対しても、韓国国民の切実な期待と私の立場を、韓国政府と米国政府に伝逹するようにします。

伝統的な韓米間の友好同盟関係は、21世紀にも一層成熟させ、発展させて行かなければならなりません。

韓米関係は政府次元を越えて、両国国民の真の理解と協力を通じて、より深まらなければなりません。

私は両国が、人類の普遍的価値をともに志向し、追求する文化国家として、互いの尊厳を認め発展させて行くよう力をつくして行くでしょう。

私は朝鮮半島の平和を守り発展させるために、日本・中国・ロシア・EUなどの友邦国家とも、一層緊密に協力して行きます。

政権の引きつぎ作業も遅滞なく行っていきます。

近いうちに、大統領職業務引きつぎ委員会を構成して、新政府の発足に万全を期するようにします。

政権引きつぎ活動を通じて、現政権の任期末まで、国政運営にどんな支障も発生しないようにします。

有能な人材を探すために、国民世論を広範に収れんします。

しかし、これらのすべてのことを一挙にやってしまおうとは思いません。

時間をかけて急がずゆっくりと、しっかりとやって行きます。

尊敬する国民みなさん!

今回の大統領選挙は、わが民族の偉大な底力を再度誇示した歴史的契機だと思います。

韓国国民は史上初めて、数十万人の有権者の自発的なカンパとボランティアを通じて、大統領を当選させました。

そのように熱望した政治の革命的変化が、すでに始まったのです。

世界に誇るにたる一流の政治が、私たちの眼前で展開されています。

IMF危機を最も立派に乗り越えた国民らしく、

初めて導入した国民経線制を成功させた国民らしく、

史上最大のワールドカップ大会を立派に成功させた国民らしく、

ついに21世紀最初の大統領選挙を、世界が驚くほど立派に成功させました。

すべては国民の力でした。

すべてのことが国民の高い意識水準の結果だったです。

私は今回の大統領選挙で、韓国国民が見せてくれた偉大な底力と可能性を、希望に満ちた未来へと実現させて行きます。

必ず国民のみなさんが望む新しい大韓民国を建設し、国民みなさんに報います。

国民のみなさんが私の力です。

国民のみなさんの変わらぬ声援をお願い申し上げます。

国民のみなさんの家庭に、幸福と健康があるよう祈ります。

国民みなさん!

ありがとうございます。

(翻訳:韓統連中央宣伝局)


(読売新聞 12/21)

盧武鉉氏、北朝鮮の核で「韓国が主導的役割」

 【ソウル20日=白川義和】韓国の与党・民主党の盧武鉉(ノ・ムヒョン)氏は、次期大統領当選から一夜明けた20日午前、ソウルで記者会見し、北朝鮮の核開発問題について、「平和的解決に向け、韓国が主導的役割を果たすと共に、韓米日間の緊密な協力を行っていく」と述べた。

 問題解決を米国だけに任せず、南北対話などを通じ米朝双方に積極的に働きかけ、中心的な役割を果たす考えを正式に示したものだ。

 在韓米軍装甲車による女子中学生死亡事故で、米軍事法廷が下した無罪評決をきっかけに、韓国民の反米感情が高まっていることについては、米韓地位協定の改定を「懸案」として指摘。「韓国民の切実な期待と私の立場を韓米両政府に伝えるようにする」とし、大統領就任前にも積極的に行動に移すことを明らかにした。金大中政権が米国に協定の運用改善を求めているのに比べて、より踏み込んで、協定改定を目指すことになる。

 米韓地位協定は昨年、日米、米独の地位協定並みに改定されたばかり。米国は改定に消極的とされ、米韓間のあつれきが早速始まる可能性もある。盧氏は米韓関係を「国民の自尊心と国家の威信を互いに尊重する平等な関係」に発展させていくとも強調した。

 盧氏は今回の選挙結果の意義を「葛藤(かっとう)と分裂の時代の終えん」とし、北朝鮮も含めた「7000万すべての同胞が一つとなる大統合の時代」が始まったと民族主義的な姿勢も強調。北朝鮮の金正日総書記と「会って話したいと思っている」と述べた。内政でも「原則と信頼の新しい政治」を打ち出すとし、自身の大統領当選で、「政治の革命的変化」が始まったとアピールした。


(中央日報 12/21)

盧武鉉大統領当選者の経歴

◇肉体労働から人権弁護士に=盧武鉉(ノ・ムヒョン)は1946年9月1日、カラスも食べるものがないという慶尚南道金海郡(キョンサンナムド・キムヘグン)で、果樹園を営む盧判石(ノ・パンソック)氏と李順礼(イ・スンレ)氏の間に3男2女の末っ子として生まれた。

 盧武鉉が通ったテチャン小学校の学籍簿には「小農で生活は下流」と生活水準が記されている。

 幼い盧は賢明で、根気と自尊心が強かったという。盧は6歳で「千字文」をすべて暗記して「天才」と呼ばれ、小学6年の時は生徒会長を務めた。中学1年の時、担任の先生はすでに盧の適性を「政治家」と見抜いていたという。中学時代の成績は全校トップを争うほどだった。

 しかし学費を払えず中学校を1年間休学、商業高校への進学(釜山商高)、高校時代の夜間警備、学校の教室を借りての生活、農協入社試験の不合格など、貧困による苦痛を味わった。

 盧は20歳で初めて人生に勝負をかけた。故郷で国家試験の勉強を始めたのだ。1975年、29歳の年齢でついに第17回司法試験に合格した。しかし試験に合格した後、盧に他の道が開けた。

 大田(テジョン)地裁で7カ月間判事生活を送った後、弁護士事務室を開業した盧は、主に登記業務・租税・会計事件などを扱いながら生計を立てた。しかしよく働いてよく遊ぶ「盧弁(ノビョン、盧弁護士)」はある日、「路弁(アスファルト弁護士)」に変貌する。

 学生運動に接してから社会に対する認識を改めたのだった。その後、盧は生業をそっちのけにしたという。「闘争」を通じて盧の名前は広く知られ、金泳三(キム・ヨンサム)総裁の統一民主党から政界入門の提議を受けた。

◇敗…敗…敗…敗=88年、盧武鉉は第13代総選挙で民正党の実力者、許三守(ホ・サムス)候補と対決する。ほかの政治家は許三守を避けたが、盧は正面から立ち向かって勝利した。

 同じ年に開かれた第5共和国(81~88年)後の聴聞会では、論理的かつ鋭い追及で李仁済(イ・インジェ)らとともに聴聞会スターとして浮上した。しかし90年1月、民正党総裁の盧泰愚(ノ・テウ)大統領と金泳三、共和党の金鍾泌(キム・ジョンピル)総裁が3党合党し、盧は40代後半を政権の周辺部で過ごした。

 5年後には釜山(プサン)市長選(95年)に統合民主党候補として出馬するが落選。

 翌年の第15代総選挙(96年)直前、金大中(キム・デジュン)が国民会議を創党すると、盧は「新党設立はごまかしの政治」と批判し、民主党に残った。盧は「3金(金大中、金鍾泌、金泳三)清算」を主張しながらソウル鍾路(チョンロ)に挑戦状を出したが、両金を敵に回した結果は新韓国党候補、国民会議候補に続く3順位として表れた。聴聞会スターの盧も徐々に大衆の記憶から遠ざかっていった。

 しかし、これまでの盧の「抵抗の政治」は人々に確実に刻まれていた。

 政治家初のオンラインファンクラブ「ノサモ(盧武鉉を愛する会)」が結成されたのもこの時期だ。

◇李仁済・鄭夢準・李会昌を越える=金大中は8月、落選した盧武鉉を海洋水産部長官に任命した。これといった経歴がなかった盧にとって大統領選は重要な機会であり、彼は臥薪嘗胆で大統領選の夢を育んだ。

 3月から2カ月間にわたった新千年民主党(民主党)の国民参加の党内選挙で、盧は李仁済と激戦を繰り広げた。盧の支持率は、既存政界に対する変化の欲求、ノブレス・オブリジェ(高い身分に伴う責任)に対する失望感とかみ合って上昇した。

 大統領選で500万票を獲得した後、5年間準備してきた李仁済を抑え、彼の支持率は60%にまで達した。

 しかし、金大中の息子を含む不正ゲートが政局を強打し、盧を看板にした6.13地方選と8.8補欠選は民主党の惨敗に終わった。その頃ワールドカップ(W杯)ブームで鄭夢準が大統領選挙街道にすい星のように現れた。盧は、民主党内の「反盧」勢力の組織的かつ終わりのない候補交代圧力に揺れた。

 盧は結局、相当数が反対するなか「テレビ討論と国民を含めた党内選挙で候補を一本化しよう」と提案した。こうした史上初の世論調査で盧は勝利した。

 余勢で盧はついに、この5年間政局を支配した李会昌(イ・フェチャン)大勢論まで破った。

 盧は何も持たずに大統領選に出た人だ。

 しかし、最終的に盧は「力」で大統領選の夢をかなえた。挑戦者の盧は「成功した大統領」に向けて新たな挑戦の準備に入った。


(中央日報 12/20)

盧武鉉候補、大統領当選

第16代大統領に、新千年民主党(民主党)の盧武鉉(ノ・ムヒョン)候補が当選した。

 盧当選者は19日、全国1万3471の投票所で実施された大統領選挙で、77.8%が開票された午後10時10分現在、876万6008票(48.6%)を獲得し、846万40票(46.9%)を獲得したハンナラ党・李会昌(イ・フェチャン)候補を上回って事実上当選が確定した。

 盧当選者は、ソウル、京畿(キョンギ)、仁川(インチョン)などの首都圏と、大田(テジョン)、光州(クァンジュ)、全羅(チョンラ)、忠清(チュンチョン)、済州(チェジュ)などの10の広域市、道で李候補を上回り、李候補は釜山(プサン)、大邱(テグ)、蔚山(ウルサン)、慶尚(キョンサン)、江原(カンウォン)などの6つの市、道で盧当選者を上回った。

 盧当選者は、開票序盤は李候補に立ち後れたが、首都圏の開票が始まると午後8時40分ごろから李候補を上回り始め、結局守りきった。

 盧当選者と李候補が拮抗(きっこう)した一騎打ちを繰り広げた今回の選挙は、当初、国民統合21・鄭夢準(チョン・モンジュン)代表が18日夜に盧候補支持を電撃撤回したことから波乱が予想されたが、選挙運動期間、終始続いた盧当選者の優勢が形勢逆転されることはなかった。

 盧当選者は即刻金大中(キム・デジュン)大統領と政権引き継ぎのための協議に入っており、国家元首に準する優遇を受けることになる。当選者は政権業務引き継ぎ委員会を直ちに構成し、2003年2月25日に就任する。

韓統連の見解は、20日午後に発表します。

 

후보자별 득표 현황전국 : 전국 [ 닫기 ]
시도 개표율 한나라당 새천년민주당 하나로국민연합 민주노동당 사회당 호국당
1 이회창 2 노무현 3 이한동 4 권영길 5 김영규 6 김길수
서울 100.0% 2,447,376 (44.9%) 2,792,957 (51.3%) 12,724 (0.2%) 179,790 (3.3%) 4,706 (0.0%) 6,437 (0.1%)
부산 100.0% 1,314,274 (66.7%) 587,946 (29.8%) 2,148 (0.1%) 61,281 (3.1%) 1,380 (0.0%) 2,064 (0.1%)
대구 100.0% 1,002,164 (77.7%) 240,745 (18.6%) 1,699 (0.1%) 42,174 (3.2%) 810 (0.0%) 1,317 (0.1%)
인천 100.0% 547,205 (44.5%) 611,766 (49.8%) 3,600 (0.2%) 61,655 (5.0%) 1,612 (0.1%) 1,978 (0.1%)
광주 100.0% 26,869 (3.5%) 715,182 (95.1%) 803 (0.1%) 7,243 (0.9%) 305 (0.0%) 1,014 (0.1%)
대전 100.0% 266,760 (39.8%) 369,046 (55.0%) 2,157 (0.3%) 29,728 (4.4%) 747 (0.1%) 1,408 (0.2%)
울산 100.0% 267,737 (50.8%) 178,584 (35.2%) 997 (0.1%) 57,786 (11.4%) 502 (0.0%) 716 (0.1%)
경기 100.0% 2,120,191 (44.1%) 2,430,193 (50.6%) 26,072 (0.5%) 209,346 (4.3%) 4,119 (0.0%) 8,085 (0.1%)
강원 100.0% 400,405 (52.4%) 316,722 (41.5%) 3,406 (0.4%) 38,722 (5.0%) 969 (0.1%) 2,713 (0.3%)
충북 100.0% 311,044 (42.8%) 365,623 (50.4%) 3,205 (0.4%) 41,731 (5.7%) 949 (0.1%) 2,610 (0.3%)
충남 100.0% 375,110 (41.2%) 474,531 (52.1%) 4,973 (0.5%) 49,579 (5.4%) 1,303 (0.1%) 4,322 (0.4%)
전북 100.0% 65,334 (6.1%) 966,053 (91.5%) 2,505 (0.2%) 14,904 (1.4%) 817 (0.0%) 5,187 (0.4%)
전남 100.0% 53,074 (4.6%) 1,070,506 (93.3%) 2,830 (0.2%) 12,215 (1.0%) 988 (0.0%) 6,707 (0.5%)
경북 100.0% 1,056,446 (73.4%) 311,358 (21.6%) 3,332 (0.2%) 62,522 (4.3%) 1,344 (0.0%) 2,936 (0.2%)
경남 100.0% 1,083,564 (67.5%) 434,642 (27.0%) 2,832 (0.1%) 79,853 (4.9%) 1,224 (0.0%) 2,629 (0.1%)
제주 100.0% 105,744 (39.9%) 148,423 (56.0%) 744 (0.2%) 8,619 (3.2%) 288 (0.1%) 981 (0.3%)
전국 100.0% 11,443,297 (46.6%) 12,014,277 (48.9%) 74,027 (0.3%) 957,148 (3.9%) 22,063 (0.1%) 51,104 (0.2%)