プサン アジア競技大会

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(Uニュース 10/10)

「競技よりも統一応援が楽しいよ」

北側応援団、全国民的な人気

「祖国統一!われらはひとつ!」。9日の南北女サッカー大会の応援で一番多く叫ばれたスローガンだ。

競技の開始から約2万人の市民たちが肌寒い天気にも関わらず、クドック競技場を埋め尽くした。大部分の市民ら統一旗をふって応援の声を高める。

 もうあたりまえの統一旗  今回のアジア大会で最も知られた赤色のTシャツと白い統一旗は、すでに半数以上の応援団と一般市民の呼応によって競技場のいたるところに見られた。

 そのなかで一番目立つのは青色の土台に白い朝鮮半島の統一旗。この統一旗を人々は白髪の釜山カモメ応援団の老人らだ。全員が統一旗を持ち、約150人が1か所に集まって応援する老人らが目立つのは当然のこと。

 これ以外にも競技場周辺のあちこちには記念品コーナーで統一旗ティーシャツ、旗、ウチワなどが売られるなど、すでに統一旗が釜山アジア大会に欠かすことのできないアイテムになっていることを実感できる。

 統一旗をふるのが大好きだというチョン・イノク氏(49)は、「北は北朝鮮国旗を南は太極旗をふる。それが胸痛む分断の現実を認めるようで心苦かったが、互いに認め統一旗をふる姿は、分断をのりこえられることを確認させてくれるようだ」と明るい笑みを返してくれた。

競技よりも集まった関心  今回の競技だけでなく、いろんな競技場で人々の耳目を集中させた北の応援団。この南北女子サッカー大会でもそれへの関心は相変らず高かった。特に呼応が良かった応援は、南北がともに「祖国統一、われらはひとつ」との叫びに続くウェーブ。

 北が「祖国」と叫べば南が「統一」を、北が「われらは」と叫ぶと南が「ひとつ」と答える応援は、市民の胸をじんとさせた。

 言いようのない感動が胸にこみあげて泣いてしまったチョ・スヒョン氏(31は、「日ごろから北への関心は高かったが、良くは思っていなかった。だが、ともに応援しながらひとつの民族、ひとつの血すじであることを何度も実感している」と声を高める。

 また、北の応援団がとてもきれいで心配だ、イ・コウン氏(18)は、「率直にいって競技より北の応援団を見たくて来た。本当に、『南の男・北の女』との言葉どおり、本当にきれい」と話し、「統一されたらお嫁にいけなくなっちゃう」といたずらっぽく笑った。

これ以外にも、継続したウェーブに合わせて立ち上がった北の選手を見て、「あの子たちも立ち上がった!立ち上がったよ!」とびっくりしながら喜んだ。

どちらが勝ってもよかった試合   前半、北側選手のリ・ヒャンオックとチン・ビョルフィの連続ゴールで北は南を2対0で下した。でもどちらが勝ってもよかったというホン・ジェスン氏(54)さんは、「わが国の選手同士の試合だとあまりくやしくないね。こんなに良い気持ちになるんだから、早く統一しらたいいね」と笑みをたたえる。

 またク・クムドン氏(40は、「南と北が一緒に応援したことが一番印象深かった試合だったし、北が必ず金メダルを取ってほしい」と述べ、南と北はひとつであることを示した。

 キム・ウィチョン君(8)の、「早く統一して北の友だちと一緒に応援するんだ!」との言葉どおり、釜山アジア大会への関心と、北への関心が、統一念願となり、市民の統一への関心へとつながることが期待される。

(翻訳:韓統連中央宣伝局) 


<アジア競技大会> 南北、男子バスケ・女子ソフトで激突、韓国レスリングで金メダル(10・4)

3日午後、梁山(ヤンサン)室内体育館で行われたグレコローマンスタイル66キロ級の決勝で、キム・インソップが、金メダルを獲得した。

南北、男子バスケットで9年ぶりの激突 1993年、上海の東アジア競技大会以来9年ぶりに行われた、両代表の対決だ。予想通り、韓国が101−85と大差で勝ったが、試合の結果はさほど重要ではなかった。 4000席をやや超えるクムジョン体育館は、今大会が始まって以来、最大の観衆が押し寄せた。

 階段までびっしりと埋め尽くした観衆は、手に統一旗と太極旗を持ち、ソ・ジャンフン(22得点、14リバウンド)、ムン・ギョンウン(28得点)ら韓国のスターだけでなく、イ・ミョンフン、身長2メートル35、14得点)、パク・チョンジョン(1メートル88、30得点)といった朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)のスター選手の動き一つ一つにエールを送った。

  試合には敗れたが、北朝鮮選手は、決して敗者ではなかった。イ・ミョンフンをはじめとする選手らは、試合終了後、再びコートに現れて観衆に両手を振り、観衆は起立したまま、退場する彼らに熱い拍手を送った。北朝鮮の女性応援団もまた、試合終了後、「私たちは一つ」という歌を歌いつづけ、ファンに応えていた。 (中央日報 10・3)

ソフトボールでも南北対決 10月3日午後、釜山クドック野球場ではソフトボールの南北対決があった。

いつもは観客が少ないソフトボールだが、今日は南北間の対決のため多くの人々が観覧するために長い列をつくった。

南側を応援する応援団には在郷軍人会員、郷軍女性会員も大挙合流し、南と北をともに応援した。

試合開始前、北側の選手がウオーミングアップしているとき、観衆と簡単な会話を交わしし、観衆は北の選手に「統一しましょう」「がんばって」など激励の言葉を惜しまなかった。

試合結果よりも南北ともに健闘することを願う人々が多かったし、南北は1つであることを再確認する場になった。

試合は3対1で北側が勝った。 (民衆の声、10・3)