韓国政府が日本政府に伝達した韓国関連の記述に対する修正要求内容

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        韓国関連の記述に対する修正要求内容

 

1. 修正要求項目

出版社
項目数
扶桑社
25ヶ所
既存の7種
10ヶ所
(日本文教出版7ヶ所、東京書籍6ヶ所、大阪書籍5ヶ所、教育出版5ヶ所、清水書院5ヶ所、帝国書院5ヶ所、日本書籍2ヶ所)
 

2. 修正要求詳細

イ. 扶桑社

主題名
教科書内容(原文引用)
修正要求意見
(1)任那日本府説 〇海を渡って朝鮮に出兵・・・任那というところに拠点を置いたもの
〇大和軍勢は百済と新羅を助け高句麗と・・・戦った。
〇高句麗は・・・百済と任那を地盤とした日本軍の抵抗により
〇任那から撤退し、半島政策に失敗した大和朝廷
〇「任那日本府説」は韓国と日本の50余年間の研究の結果、認められない説
〇明白な誤り
―新羅の支援要請で高句麗軍が倭軍を撃退(広開土王碑文)
〇常設的な駐屯を前提とした内容であり明白な誤り
〇占領国である日本が被占領地の任那から撤収したことを前提に記述
―駐屯、撤退の記録がないための誤りであり削除が必要
(2)4世紀後半の三国関係 〇高句麗は半島南部の新羅及び百済を圧迫 〇歴史的事実の誤り
―4世紀後半は高句麗が新羅を支援する関係
(3)6世紀の三国及び国際関係 〇高句麗が衰退し始め支援国である北魏も凋落
〇新羅と高句麗が連合し百済を脅かす
〇根拠のない主張
―当時高句麗は北魏と直接対決したりもした
〇明白な誤り
―新羅と百済が連合して高句麗の南下に共同対応
(4)三国の朝貢 〇高句麗が突然大和朝廷に接近・・・新羅と百済が日本に朝貢 〇「日本書記」だけを根拠とした記述(韓国と中国の史書にはない内容)
〇6世紀以降の三国が日本より政治・文化的優位にあるということが日韓の学会の通説
(5)倭寇 〇日本人以外に朝鮮人も多く含む・・・大部分は中国人 〇倭寇の発生原因に関する説明が欠落
〇「倭寇=日本人」という既存の歴史認識を払拭させるため倭寇に朝鮮人と中国人を含めて記述
(6)朝鮮の国号 〇高麗を倒し李氏朝鮮を建国 〇「朝鮮」という国号の代わりに日帝強占期に使用された不適切な用語である「李氏朝鮮」を使用
(7)壬辰倭乱 〇題名に「朝鮮出兵」
〇秀吉は明を征服・・・インドまで支配しようという広大な夢にはまって大軍を朝鮮に送った
〇出兵の結果朝鮮の国土と人々の生活は著しく荒廃した
〇侵略を「出兵」と記述して一方的な侵略事実を隠蔽
〇壬辰倭乱の原因を明の征服、秀吉の個人的妄想とだけ記述
〇戦争期間中の日本軍によりほしいままにされた人的・物的被害の様子を縮小
(8)朝鮮通信使 〇幕府は・・・朝鮮との国交を・・・回復
〇将軍が代わる度に使節が江戸を訪問
〇釜山に「宗氏の倭館」が設置され
〇家康の国交回復努力に対する説明なしに事実だけ記述
〇通信使の派遣目的、招聘理由等の説明をせず、日本将軍襲職使節団とだけ記述
〇朝鮮が釜山の倭館を設置した事実を隠蔽し、日本が外国の土地で用意した行政機関であるかのように記述
(9)朝鮮の西欧列強に対する認識と国際的地位 〇欧米列強の武力脅威を十分に認識できないでいた
〇中国の服属国であった朝鮮も同じ
〇欧米の武力脅威に対する朝鮮の対応を日本の方式と比較して低く評価
〇朝鮮を中国の「服属国」と表現したものは削除必要
(10)前近代東アジア国際秩序と朝鮮 〇朝鮮とベトナムは完全にその内部に入り中国歴代王朝に服従
〇日本は中華秩序の外で自由に活動

〇前近代東アジアの国際秩序を歪曲した記述(当時、冊封と朝貢は儀礼的な外交形態に過ぎず、中国が朝鮮の内政に干渉したことは殆どなかった)
〇朝鮮と比べて日本は「自主独立国」であったように記述しているが17世紀までは日本は中華秩序の中に存在した事実は未記述

(11)日本=武家社会、朝鮮=文官社会論 〇中国・朝鮮両国は文官が支配する国家であり、列強の脅威に十分に対応できなかったという考えもある 〇論理的な根拠なしで武家社会である日本が文官社会である朝鮮よりも優越するという先入観を注入する表現
−日本の対外膨張・侵略をごまかす
(12)征韓論 〇1873年、開国の求めを拒否した朝鮮の態度が無礼であるとし・・・征韓論が台頭した
〇(西卿は)自分が朝鮮に行き、殺されればそれを名目に日本が出兵
〇 朝鮮の条約締結の拒否理由を説明せず、日本の立場から偏って記述
−日本が既存の関係を一方的に破棄しようとしたためであることを説明していない
〇朝鮮が西卿を殺害する可能性があったかのように仮定
(13)江華島事件 〇日本軍艦が朝鮮の江華島で測量する等、示威行為を行ったために朝鮮の軍隊と交戦した事件 〇朝鮮の発砲を誘導した計画的な軍事作戦であったという事実等、挑発の主体、目的、経緯を隠蔽
(14)朝鮮半島脅威説 〇日本に向けて大陸から片腕が突出
〇朝鮮半島が日本に敵対的な国家の支配下に入れば日本を攻撃する絶好の基地になる
〇朝鮮半島脅威説を強調し、日本の防衛の名目で韓国侵略・支配を合理化するという論理
−日清戦争ならびに日露戦争を自衛戦争として合理化
(15)日本政府の朝鮮中立化案 〇日本政府の中には・・・朝鮮を中立国とする条約を各国に締結するようにし、中立保障のために日本の準備を増強させなければならないという考えもあった 〇日本政府の一角で若干論議されたことを日本の朝鮮強圧政策を打ち消す意図で記述
〇日本の軍備増強が朝鮮の強制占拠を目的としたことを隠蔽し、朝鮮中立のためと歪曲
(16)朝鮮の近代化と日本との関係 〇朝鮮の開国以降、その近代化を助けるために軍制改革を支援した。朝鮮が外国の支配に屈さない自衛力ある近大国家となるのは日本の安全においでも重要であった 〇朝鮮に対する日本の影響力を植え付けようとした目的を隠し、軍事援助で朝鮮の独立に寄与したかのように叙述することで事実をごまかす
(17)朝鮮を巡る清・日の対立 〇清は最後の有力な朝貢国である朝鮮だけは失わないように日本を仮想敵国とするようになった。
〇1884年・・・金玉均等のクーデターが起きたが・・・清の軍隊は親日派を徹底的に弾圧
〇朝鮮を巡る清と日本の対立を一面的に説明し、日本が清を仮想敵国にした事実を歪曲
〇金玉均等の開化派を親日派と記述
(18)東学農民運動と日清戦争 〇東学の乱(甲午農民戦争)と呼ばれる農民暴動・・・ 東学党は西洋の基督教(西学)に反対する宗教を信じる集団
〇(東学農民軍の気勢が)首都漢城に肉薄
〇日本も甲申事変後に清との合意により軍隊を派兵し、日清両軍が衝突して日清戦争が始まる
〇反封建・反外勢運動を「東学の乱」や「暴動」と表現したのは不適切であり、農民運動を宗教集団運動と限定したのは誤解の余地がある
〇「漢城に肉薄した」のではなく全州城を占領したのみ
〇日本が日清戦争を誘発する目的で計画的に派兵した事実を隠蔽し、清兵派兵に対する単純な対応措置であるように叙述
(19)日露戦争 〇ロシアは・・・朝鮮北部に軍事基地を建設した。
〇ロシアの・・・極東のおける軍事力は、日本が耐えられない程増強されていることは明確・・・(日本)政府は遅れないうちにロシアとの戦争を始める決意を固めた。
〇日本は韓国(朝鮮)の支配権をロシアから認められ・・・有色人種国日本が当時、世界最大の陸軍大国であった白人帝国ロシアに勝利したのは、世界中の抑圧された民族に独立の限りない希望を与えた
〇伐木場を軍事基地と誤って解釈
〇日本が先に始めた戦争をロシアの武力が朝鮮半島を掌握し日本の安全が脅かされたことで勃発したと記述
〇満州と朝鮮半島の支配権確保という戦争の目的を隠蔽し、人種間戦争・・・
〇韓国の支配権を認められ、抑圧を受けた民族には独立の希望を与えたと矛盾した記述
(20)韓国強制併合 〇日本政府は韓国併合が、日本の安定と満州の権益を防衛するため必要であると考えた。英国、米国、ロシア三国は・・・これに異議を提起しなかった
〇韓国内では、一部で併合を受け入れようとの声もあったが
〇韓国併合の過程で侵略行為と強制性を隠蔽し、国際的に認められた合法的なものとして記述
〇義兵闘争や安重根の義挙等、韓国内の抵抗や反発を縮小し、極少数の親日派をわざと浮き出させて記述
(21)植民地朝鮮開発論 〇日本は植民地化した朝鮮に鉄道・灌漑施設を整備する等開発を行い 〇植民地近代化論、植民地受恵論の観点から「開発」がまるで朝鮮住民のためのように歪曲
−収奪や支配目的の隠蔽
(22)関東大地震と朝鮮人 〇朝鮮人及び社会主義者間で不穏な策動があったとの噂が広まり、住民の自警団等が社会主義者や朝鮮人、中国人を殺害する事件が起きた
〇官憲(軍警)による殺害事実隠蔽。
−殺害対象も朝鮮人が大部分(約7000人)であったにもかかわらず、「社会主義者、朝鮮人、中国人」と並列、事件の本質に該当する朝鮮人の被害を縮小して記述
(23)強制動員と皇民化政策 〇徴用や徴兵等は植民地でも行われ・・・朝鮮では日本人として同化させようとの皇民化政策が強化 〇皇民化政策の内容が明らかではなく朝鮮における収奪に関する記述がなく、朝鮮人を日本国民の一部とみなし、日本の植民地政策の本質を隠蔽
(24)軍隊慰安婦 [関連内容の漏れ] 〇日本軍によりほしいままにされた過酷な行為の象徴である軍隊慰安婦問題を故意に脱落させ、残酷な行為の実態を隠蔽
〇最近国連人権委で報告されたCoomaraswamyの「戦時の軍性奴隷問題に関する特別報告書」及びMcDougallの「戦時の組織的強姦、性奴隷、性隷的取扱いの慣行に関する特別報告書」でも軍隊慰安婦を反人倫的戦争犯罪行為として糾弾
〇日本政府も93年8月に軍隊慰安婦関連の「官房長官談話」で日本軍が慰安所設置し運営に直・間接的に関与したことと募集・移送・管理が甘言、強圧等により総体的に本人らの意思に反して行われたことを認定
(25)韓国戦争 〇マッカーサーが指揮する米軍主体の国連軍は反撃・・・中国軍が北朝鮮側に参加
〇従来の国境線である北緯38度線付近で戦況は沈滞
〇国連軍と中国・北朝鮮軍の戦争と描写することで韓国軍の実体を無視
〇38度線を国境線として記述、昔から38度線が境界となって分断されてきたかのように描写

 

3. 既存の7種

主題名
教科書内容(原文引用)
修正要求意見
(1)古代、日韓関係(東京書籍、大阪書籍、教育出版、日本書籍、 日本文教出版、清水書院) 〇漢の影響を受け… 朝鮮半島北部から小国を統一した高句麗が興った
〇漢は朝鮮半島とベトナムの一部まで領土を拡張した
〇古韓鮮の存在を見過ごし朝半島の初の統一国家を高句麗と記述、 漢の影響を受けたと説明
〇年表上の時期が不正確
〇漢の支配領域を誇張し韓半島全体が漢の支配を受けたと誤解する余地がある
(2)任那日本府説(東京書籍、大阪書籍、 日本書籍、日本文教出版、 清水書院、帝国書院) 〇6世紀に大和国が韓半島から努力を失った(弱まった)、大和政権が韓半島南部に勢力を伸ばした 〇虚構の任那日本府説を根拠に事実とは異なる説明
(3)倭寇(清水書院、 帝国書院) 〇貿易に従事する日本人を中心にした集団…時によっては貿易を強要したり物を奪ったりも
〇倭寇は済州島や北九州の島々を拠点に
〇日本人だけではなく朝鮮人や中国人も混じって合流
〇倭寇の海賊行為を主に貿易に従事していたが時々犯した略奪行為として歪曲・美化
〇済州島を倭寇の拠点と説明
〇倭寇に朝鮮人や中国人が含まれ、倭寇=日本人との既存の歴史認識を払拭させようとしている
(4)壬辰倭乱(東京書籍、大阪書籍、教育出版、清水書院、帝国書院、 日本文教出版) 〇朝鮮が(明を攻撃するための)日本軍の通行許可を断るや…大軍を朝鮮に派遺した
〇「軍隊を派遺した」、「海を渡る」
〇戦争勃発の責任を朝鮮側に転嫁している
〇侵略性を隠蔽するための表現
(5)征韓論(東京書籍・教育出版・帝国書院・日本文教出版) 〇日本政府は、朝鮮に国交の開始を求めたが、朝鮮が応ぜず、国内で征韓論が持ち上がった
〇中国の属国として位置づけられていた朝鮮は・・・日本との国交も断った
〇朝鮮側の拒否は既存の善隣外交関係を無視したまま、国交回復を強要した日本側の態度から端を発したことにつき説明せず、征韓論発生の原因を朝鮮側に転嫁している
〇当時の朝貢関係につき説明せず、朝鮮を中国の属国と表現している
(6)江華島事件(帝国書院・教育出版) 〇日本の軍隊が江華島で砲撃される事件が発生した
〇清は、朝鮮を従属国として見なしていた
〇朝鮮の砲撃を誘導した日本側の底意を隠蔽し、江華島事件の原因を朝鮮側に転嫁している
〇「日朝修好条規」「朝鮮は独立国」の条項は、清を牽制するためのものであったことにつき説明していない
(7)東学農民運動(大阪書籍・清水書院) 〇東学を信ずる農民が大反乱を起こし、
〇日本は、朝鮮支配を契機として、中国に進出。
〇清の出兵を察知した日本は、軍隊を派遣し・・・戦争を開始した
〇農民の抵抗を「反乱」と表現しているが、「抵抗」か「農民運動」という用語がより客観的である
〇「朝鮮支配」という表現は、当時、日本が朝鮮を完全に掌握していたように誤解する恐れがある
0倭軍の派兵を、清軍の派兵に対する単なる対応措置として記述し、日本の計画的派兵を隠蔽している
(8)韓国強制併合(日本文教出版) 〇安重根が伊藤を暗殺した。それで日本は韓国を併合し植民地として支配した 〇韓国強制併合の原因を安重根の伊藤博文射殺から始まったと記述することで日本の計画性を隠蔽
(9)皇国化政策(東京書籍・日本文教出版) 〇支援した朝鮮の若者(写真説明)、朝鮮では支援兵制度が実施された
〇「天皇の民」に相応しい皇国臣民になるよう同化を強いられた
〇支援軍制度の強制性を隠蔽し朝鮮人の自発的な戦争参加との誤ったイメージを植え付ける恐れ
〇皇民化政策の具体的な記述が不十分、神社参拝や日本語教育の強制など具体的な内容の記述が必要
(10)強制徴用・軍隊慰安婦(東京書籍・大阪書籍・文教出版・日本文教出版) 〇女性と子供を含む一般人も多く犠牲
[軍隊慰安婦関連の記述漏れ]
〇日本軍によりほしいままにされた過酷な行為の象徴である軍隊慰安婦問題を故意に脱落させ、残酷な行為の実態を隠蔽
〇最近国連人権委で報告されたCoomaraswamyの「戦時の軍性奴隷問題に関する特別報告書」及びMcDougallの「戦時の組織的強姦、性奴隷、奴隷的取扱いの慣行に関する特別報告書」でも軍隊慰安婦を反人倫的戦争犯罪行為として糾弾
〇日本政府も93年8月に軍隊慰安婦関連の「官房長官談話」で日本軍が慰安所設置し運営に直・間接的に関与したことと募集・移送・管理が甘言、強圧等により総体的に本人らの意思に反して行われたことを認定