6・15南北共同宣言支持!第7回統一マダン生野開催!

●第7回統一マダン生野報告



 

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 夏真っ盛りの去る8月6日(日)「第7回統一マダン生野」は成功裏に終えることができました。関係者の皆さん、出店や出演で、また広告カンパで協力していただいた全ての皆さん、ご協力本当にありがとうございました。実行委員会を代表して改めてお礼申し上げます。

 今年の大きな特徴は言うまでもなく、6月13日からピョンヤンで開催された歴史的な南北両首脳の分断以降初めての出会いと「6・15南北共同宣言」の発表があり、朝鮮半島に平和と交流の時代が確実に訪れることを在日同胞の誰もが確信を持ち、南北首脳の出会いを熱い思いで支持する中、例年にない関心の高まりの中で開催されたことです。

 約2ヶ月の準備期間中、実行委員会では今年の「第7回統一マダン生野」をどのようにするのか真剣に討論を重ね@6・15共同宣言の意義を広めるA民族大同団結の精神を大阪の地で具体化する契機とするB離散家族再会事業が推進される中で、統一運動に熱心に携わってきた同胞が韓国に入れない状況を打破する為に「国家保安法撤廃」を訴えるC和解と交流の時代に逆行する駐韓米軍駐留を認めないD韓国の民衆歌手の出演を企画するEインターネットで会場から同時中継し、韓国内で見れるようにする等を主な内容にすることにしました。

 実行委員会のメンバーは計画に沿って多彩な企画を練りました。青年たちはマダン劇で駐韓米軍の早期撤退や国家保安法の不当性を訴え、女性会はバザーの収益金を米軍兵士の犯罪被害者への支援金としました。韓国の民衆歌手「ソリタレ」の公演は、期待していた以上に素晴らしく、参加者全員の拍手喝さいを浴びました。他にもパンフや展示コーナーで6・15共同宣言の実現を呼びかけました。

 去年に引き継き民団・総連を訪問しました。今年は昨年と違い6・15共同宣言以降、民団・総連双方が対話の必要性を感じ、そのタイミングを伺う中での訪問でした。民団大阪本部に2度訪ねて数時間にわたり意見交換をし、今後も機会を作って対話をする事にしました。民団との交流はすぐには無理ですが継続して努力を重ねたいと思います。

 総連は同胞大衆の要望を実現するため努力するとの方針です。この事と私たちとの交流を図ることはあまり矛盾点はないように思われますが、少し時間がかかるかもしれません。

 私たちは、「統一マダン生野」開催を通じて同胞の統一気運の高まりを助長し、統一のために何かをしたいという素朴な要望にこたえることができたと思います。今年もうひとつ大きな特徴はマスコミの関心の高さです。当然ながら予想はしていましたが、韓国のKBS(韓国放送公社)が練習風景の取材にきたという状況の変化の早さに驚かされました。

 新聞、テレビのインタビューに時間を取られましたが一番うれしかった事は、事後掲載でありながら生野区の広報に掲載された事です。この事は小さいながらも日本の行政と住民の底堅い支援の輪が広がったことを意味します。私たちの運動が着実に実を結んでいる証だと思います。

 「ソリタレ」の来日公演は、韓国の民衆と在日同胞民衆の民族的一体感をいやが上にも感じさせてくれました。まさに100回の演説より1曲の歌。それも民族の言葉で歌われる歌が民衆の魂を揺さぶりました。会場全体をひとつの心で結ぶことができた彼ら「ソリタレ」は、今回のマダン成功に少なからぬ寄与をしてくれました。彼らに心から拍手を送ります。

 6・15共同宣言を同胞最多居住地域である大阪の地で実現する事は、統一運動に大きな力になります。

 組織を超え同胞がひとつになり、思いを集めて統一気運を盛り立て統一事業の最後の仕上げに共に邁進しましょう。

(写真撮影:牧田清さん)

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●第7回統一マダン報告

 「第7回統一マダン生野」では、多彩な文化公演が発表され、いろいろな出店が並び、参加者のみなさんに楽しんでもらうことができました。

 文化公演の報告と出店の報告、そして参加者のみなさんの感想を掲載します。

 

◇民族の一体感を満喫!
   第7回統一マダン文化公演報告
◇焼き肉・ビール・焼きそば・パネル展示など大いににぎわう!
   第7回統一マダン生野出店報告
◆参加者からの感想

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◇民族の一体感を満喫!

第7回統一マダン生野文化公演報告

 歴史的な南北首脳会談を受けて開かれた今年の統一マダン生野は、韓国からの民衆歌手を迎え、まさに国内同胞との一体感を満喫するマダンとなった。

 この日の統一マダンではまず、南北両首脳に紛した青年たちが、劇的な南北両首脳の出会いを再現するオープニングではじまった。

 続いて、主催者で李鐵(イ・チョル)実行委員長は「もはや対決の時代は終わった。在日同胞のすべてが団結して、祖国統一を実現しよう」と述べた。

 舞台では、パントマイム、舞踊、生野区長のあいさつと進行し、オリニサムルノリ(子どもたちの民族楽器演奏)がはじまると、会場では、アボジ(お父さん)オモニ(お母さん)たちを含め、会場の参加者たちが子どもたちの大人顔負けの演奏に惜しみない声援を送った。

 マダンも佳境に入ってくる中、統一メッセージの時間となり、新進会共同代表である辺基柱(ピョン・キジュ)先生より、メッセージが述べられ「南北離散家族の問題は大事だ。在日同胞の中にも離散家族がいる。未だ我々は解放国家の民族ではない。ともに心をひとつにしましよう」と訴えた。

 そして、今回のマダンのメインである韓国民衆歌手「ソリタレ」のコンサートが始まった。ソリタレのはじける様な歌声に、会場は白熱し、踊りの輪が広がり、雰囲気は最高潮に達した。

 最後に、韓青同のプンムル(農楽)が登場し、皆が肩を組んで「私たちの願いは統一」を力一杯歌い、許景民(ホ・ギョンミン)汎民連関西協議会事務局長の閉会辞でマダンは終了した。

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◇焼き肉・ビール・焼きそば・パネル展示など、大いににぎわう

第7回統一マダン生野出店報告

 地域の同胞団体や日本の連帯運動団体によるおなじみの店々に加え、大阪市福島区の民族学校のオモニたちや、大東市の障害者作業所なども出店参加してくれたおかげで、マダンの周囲は昨年を上回る出店が並び、にぎわった。

 また、飲食店、グッズ店とも、例年にも増して民族色豊かな内容にもなった。

 トントン酒(どぶろくの一種)やトンポッキ(薬味の効いた餅の一種)も初登場。「お土産にイカフェを買って帰ったら、あまりの美味しさに小学6年生の息子が一気に平らげてしまった」(阿倍野区の同胞)という話もあり、一方で、「くじ引き以外にも、子どもの遊べるコーナもほしかった」(堺市・抽選券うちわを7枚も買った家族)という声も。

 今年の最も大きな特徴を見せたのは、汎民連コーナをはじめとした、主催者による出店。

 ビール、ジュース、抽選コーナー、バザーコーナーが大いににぎわったのはもちろん、新たに設けた「駐韓米軍関連コーナー」では、昨今の駐韓米軍犯罪の実例を示すパネル・資料展示などとともに、2種類の署名活動を展開し、マダンの雰囲気の中でも多くの人たちが足を止め、署名協力した。

 しかし、それらのどこよりも目立ったのが「南北首脳会談歓迎特設コーナー」。コーナに特設した大きなテレビ画面に映し出された南北首脳会談の模様を、終始10名以上の人々が足を止め見入っていた。

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〜参加者からの感想〜

 

「ソリタレのコンサートを見て、韓国民衆の力強さを感じ、とても良かった。ここ数年参加させてもらい、毎年充実した内容で開催されているのが素晴らしいと思う。来年もぜひ参加したい」

(出店を出した、日鉄元徴用工を支援する会の上田さん)

 

「内容は良かったけれど、南と北の立場からのインパクトのあるアピールがあれば、もっと良かった」

(T・Kさん 男性)

 

「南北首脳会談の様子を流したテレビの人だかりが印象的だった。例年より一体感が強かったように思う。アドバルーンも効果的だった」

(生野区在住の日本の方 42歳)

 

「ソリタレが最高!自腹を切ってでも、もう一度呼びたい。」

 (淀川区在住の同胞「自主」購読者 45歳)

 

「飲食品や飾り物、書籍などを販売する出店の数が多くてとても賑やかであり、6・15南北共同宣言を受けて統一運動を盛り上げようという雰囲気がよく出ていた。

 また、講演・発表内容では、昔と違って現在の韓国の政治を批判する人たちが周囲にすっかりいなくなっていたが、久方振りにウイットに富んだ形で話され率直な韓国政治批判を聞き、新鮮であった。ただ、ウリマルをあまり知らないので、ウリマルで話された内容が十分に理解できなかった。

 また、現在は奈良に住んでいるが、久しぶりに生野の幼い頃に育った場所に来て、懐かしかった」

 (奈良県在住の60代女性2世 同胞)

 

「去年の10月から、韓統連生野支部の韓国語会話教室に通ってから、韓国に対する興味・関心が多く持てるようになりました。

 今年も、柳太平洋君のパンソリを見に行って大変感銘を受けました。

 その一環として、今までは参加したことが無かった。統一マダンと言う大会に参席させていただきました、その中で特に興味を持ったのが、駐韓米軍に対する反対書名を取っていた女性たちの真剣な顔つきに圧倒されました。

 日本でも沖縄では同じ問題がありますが、本州に住んでいると終戦記念日以外には注目されない話題なのですが、韓国の人はいつも関心を抱いているのだなあと少しカントリーギャップを感じました。

 今回の統一マダンが開催された背景には、6月15日の歴史的な南北首脳会談が大きく影響しているのでしょう。今までは韓国側と北朝鮮側が合同で開催する事は無かったと思います。この責任の一葉には日本軍の侵略が大きく関与している事は事実ですし今回行なわれた、離散家族の面会のニュースを見たときにも、日本人として恥ずかしさも覚えました。

 9月15日から着工する京義線鉄道の連結工事にも日本人として何かお手伝いが出来れば良いのにと思っています。

 統一にはまだまだ時間はかかるでしょうが、一日も早く自然体の統一がなされる事を願っています。

(生野区在住の40代男性 日本の方)

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